カブトムシは食欲が旺盛な昆虫ですが、与える食べ物によっては体調を崩してしまうこともあります。
この記事では、カブトムシに与えて良いものと、与えてはいけないものについてまとめました。
カブトムシの餌、食べられるものは?
カブトムシは水分の多い果物や野菜を好んで食べます。リンゴやバナナはカブトムシの餌に最適です。
特におすすめなのはバナナです。バナナは栄養価が高く、適度に水分を含んでいますし、汁が飛び散らないので飼育環境内を清潔に保てるからです。
カブトムシにバナナを与える際は、衛生面を考慮して、腐らないように2cm程度にカットして、カブトムシの数だけ飼育箱に入れてあげてください。バナナはコンビニやスーパーで手軽に購入できるので、毎日新鮮なものに交換しても餌代が高額にならないのも嬉しいですね。
カブトムシにおすすめの餌は?
果物や野菜以外にも、カブトムシの餌として優れているものがあります。最もオススメなのはカブトムシ用に作られた昆虫ゼリーです。カブトムシが必要とする栄養を十分に含んでいますし、比較的安価に購入できるのも魅力です。カブトムシ用の昆虫ゼリーは1日あたり1匹につき1つ与えれば充分です。
カブトムシに与えてはいけないものは?
カブトムシは果物以外にも、スイカやトマト、きゅうりなども好んで食べますが、水分含有量が多く、栄養価が低い野菜や果物は餌としてあまり適しません。
食べてすぐ亡くなるというわけではありませんが、主食としては適していません。同様の理由で、メロンもカブトムシの餌には向きません。
リンゴやバナナは栄養価が高く、水分が多すぎないのでカブトムシの餌に適していますが、いかに適しているといっても、腐っているものを与えてはカブトムシも体調を崩してしまいます。カブトムシに与える餌は、常に新鮮なものを用意して、こまめに交換するようにしてください。
蜂蜜も食べますが、糖分が高すぎて口のまわりや体の中で固まってしまい、最悪死んでしまうケースもあるので、避けてください。どうしても蜂蜜を与えたい場合、水などで薄めてから与えてあげると安心ですよ。
自分で作れるカブトムシの餌は?材料と方法は?
カブトムシに手作りの餌をあげたい方のために、飼い主自身の手で作れるカブトムシの餌をご紹介します。用意するものは水と黒砂糖、焼酎、蜂蜜です。
作り方は、水200mlに黒砂糖100gを混ぜ、鍋で煮込んだ後に焼酎100ml、蜂蜜大さじ2杯を加えて混ぜます。簡単に作れるので、チャレンジしてみてくださいね。
水分が多く、栄養価が低い餌はカブトムシの餌には適しません。長生きさせたい場合、最適な餌はカブトムシ用の昆虫ゼリーです。バナナや手作りの餌はたまに与える程度にして、基本的には昆虫ゼリーを中心に与え、育ててあげてくださいね。