アーガイルディッシュは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「アーガイルディッシュ」は、日本人が愛猫の生活環境や食習慣を考慮して作った「有機認証ロゴ」付きのキャットフードです。

この記事では「アーガイルディッシュ ワトルキャット」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。

 

キャットフード「アーガイルディッシュ」とは?


「アーガイルディッシュ」は、オーストラリアで作られる日本向けのペットフードです。オーストラリアのオーガニック認定に、日本仕様として初めて認証されたという実績があります。
猫向けのレシピで作られた「ワトルキャット」には、以下の4つの特徴があります。

4つの特徴

  • 良質なタンパク質源を使用
  • 低アレルギー食材を使用
  • チアシード、亜麻仁油を使用
  • 消化を助けるハーブが配合

それぞれ見ていきましょう。

良質なタンパク質源を使用

本フードには、オーストラリアで育ったカンガルー肉とラム肉、フレッシュな魚肉が使用されています。
自然環境保護に厳しいオーストラリアは、抗生剤や添加物などの心配がありませんので、強調品質の安全性は高いと判断できます。

低アレルギー食材を使用

魚が含まれているためオーガニック認定とは言えないフードですが、オーガニック素材中心の野菜や果物を使用しています。先程の肉類もオーガニックであり、グルテンを含まない穀物や野菜もオーガニック中心の食材です。アレルギーのある猫に利用しやすいフードレシピとなっています。

チアシード、亜麻仁油を使用

チアシードと亜麻仁油には、皮膚や被毛の健康を助けるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。免疫力を高める効果も期待できます。

様々な効能があるハーブを配合

本フードには、クリーバーズ、スイートフェンネル、カモミール、ユッカ、クロレラなどの良質なハーブが多く配合されています。これらはそれぞれ愛猫の体質改善に働きかける効果が期待できます。

 

キャットフード「アーガイルディッシュ」の口コミは?


特徴からも分かる通り、原材料の品質については安全性が高いものを使用しています。
ここからは口コミを見ていき、実際の使用感を確認していきましょう。
Amazonのレビューをまとめてみましたので、是非参考にみてください。

買い続けたい良いフード
非常によいです。うちの猫はチキンと小麦にアレルギーがあるので、こう言った低アレルゲンフードでないと食べることができません。
このアーガイルディッシュは過去にリコールを起こしておらず原材料も良質、またカロリーも低いので肥満猫でも安心して食べさせられます。
毛並みもツヤツヤのフワフワです!
きのすら
出典:Amazon「アーガイルディッシュワルトキャット800g レビュー」
粒が小さい
飼い猫がリンパ液が詰まり乳び胸になりかけて
再発防止に低脂肪なフードを探していたら
こちらの成分が病気予防にピッタリだったので与えてみました。
最初は追加で欲しがるくらい食べてくれましたが
粒が小さいせいか食べにくそうで、ついには吐き戻してしまいました;
成分や匂いも悪くなく、猫も好きなようでしたが
吐き戻してからは、他の餌と一緒でないと食べなくなりました;
全部消費しましたが、もっと粒が大きければな~と悔やまれます。

やっぱり他の餌に比べて成分もよくカロリーも低めだし
続けてみたいので、数ヶ月空けてリピで試してます。
好きみたいですが粒が食べにくそう;
k100101
出典:Amazon「アーガイルディッシュワルトキャット800g レビュー」

好き嫌いがありそうです。
匂いもまあまあ自然で良さそうなのに、うちの2匹は3日目位から、コレだけ残すようになりました。
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出典:Amazon「アーガイルディッシュワルトキャット800g レビュー」
食べませんでした
うちの子たちは食べませんでした。良いフードだと聞くので残念です。好みが分かれるのかな。
水同 よう子
出典:Amazon「アーガイルディッシュワルトキャット800g レビュー」

口コミのまとめ

口コミの中で最も多く見られた声は「途中から食べなくなった」というものです。

全く食べない子もいれば、途中から食べなくなった子もいるようで、猫にとってはあまり美味しいと感じないのかな?と思いました。

また、粒が小さすぎるために食べなくなった子もいるようです。

たとえ美味しくても、食べづらい食べ物は人間も嫌ですよね。これは猫にとっても同じようです。

食べにくそうだと感じた場合は、ぬるま湯でふやかしたり、この口コミのように他フードと混ぜるようにして与えてみてください。

飼い主さんの傾向としては、愛猫の健康を思って利用し始めた方が多い印象でした。

原材料の安全性や品質は良く、猫によっては改善にも期待できるようなので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。

 

キャットフード「アーガイルディッシュ」の評価の内訳は?

猫 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「カンガルー肉」を使用しています。

他の動物性タンパク質は「ラム肉」「オーストラリアンマッカレル(サワラ)」「テイラー(サワラ)」が利用されています。

「カンガルー」は高タンパク質で低脂質であり、「ラム肉」には脂肪を燃焼させるカルニチンを多く含んでいます。

「オーストラリアンマッカレル(サワラ)」「テイラー(サワラ)」は白身魚であり、DHAやEPAなどの飽和脂肪酸によって血流を良くする働きが期待できます。

 

その他原料の評価

粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「玄米」「キヌア」「アマランサス」「塩化カリウム」を使用しています。

猫は穀物類の消化が苦手です。健康に繋がる栄養価が高いですが、注意が必要です。

また「塩」も体にとっては必要ではありますが、摂り過ぎには注意したいです。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「アーガイルディッシュの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

 

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

 

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした

 

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子猫:30.0%以上
  • 成猫:26.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「40.4%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。

 

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子猫:9.0%以上
  • 成猫:9.0%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合、「12.4%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。

 

キャットフード「アーガイルディッシュ」の基本情報は?

猫 素材

赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

商品名 アーガイルディッシュ ワトルキャット
分類 総合栄養食
定価 2805円(税込)
内容量 800g
カロリー 348kcal/100g
賞味期限 開封前:製造から6ヶ月
開封後:1ヶ月
生産国 オーストラリア
販売元 有限会社サウスカレンツ
対応年齢 成猫1歳~
メイン食材 カンガルー肉
穀物 玄米キヌアアマランサス
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用
粒の大きさ 5~10mm
問合せ先 03-3819-4649

 

キャットフード「アーガイルディッシュ」の詳しい原材料と成分一覧は?

猫 素材

アーガイルディッシュの原材料

赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

主原料 カンガルー肉
その他原材料 ラム肉、オーストラリアンマッカレル(サワラ)、テイラー(アミキリ)、じゃがいも、玄米キヌアアマランサス、チアシード、りんご、パセリ、ひまわり種子、亜麻仁油、ブルーベリー抽出物、乾燥昆布粉、クリーバーズ、スィートフェンネル、カモミール、ユッカ、クロレラ、ビタミン&アミノ酸キレートミネラル、ビタミン(ビタミンA、ビタミンB1、B6、B12、リボフラビン、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸、塩化コリン、L-アスコルビン酸、ビタミンD3、葉酸)、アミノ酸亜鉛キレート、アミノ酸鉄キレート、アミノ酸マンガンキレート、アミノ酸銅キレート、ヨウ素酸カルシウム、塩化カリウム、亜セレン酸ナトリウム、アミノ酸類(アルギニン、トリプトファン、リジン、L-カルニチン、DL-メチオニン)、タウリン、イオウ、クエン酸

赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。

 

アーガイルディッシュの成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 36%以上 40.4%以上
粗脂肪分 11%以上 12.4%以上
粗繊維 5%以下 5.6%以下
粗灰分 7%以下 7.9%以下
水分 11%以下
乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

粗脂肪量は11%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。

 

キャットフード「アーガイルディッシュ」のオススメの猫は?

オススメの猫

  • 肥満気味の猫
  • 活動量が低下したシニア猫
  • 毛並みや毛艶が気になる猫
  • 腸内環境を改善したい猫

使われている原材料や栄養バランスから、動き回ることが少なくなったシニア猫にオススメです。

口コミで粒が小さいことによるマイナス評価がありましたが、歯や顎の衰えが気になるシニアには食べやすいかなとも感じました。

ハーブの効能として食欲をコントロールしたり、消化不良の改善が期待できますので、そういった点にトラブルを抱えている子にも利用してみてほしいですね。

 

「アディクション」のフードの切り替え方法は?


従来のフードに少しずつ混ぜて与え、だいたい1週間を目安に切り替えてください。

急に切り替えると、お腹を下したり匂いに慣れず全く食べてくれないこともあります。

愛猫の体が、食べ物に慣れる期間を設けてくださいね。

 

キャットフード「アーガイルディッシュ」の賞味期限は?

猫 素材

賞味期限

  • 開封前:製造から6ヶ月
  • 開封後:1ヶ月

安全性と新鮮さを重視しているため、賞味期限は短くなっています。

キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

 

キャットフード「アーガイルディッシュ」の保管方法は?

猫 素材

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

 

キャットフード「アーガイルディッシュ」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

猫 素材
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 24g 85円
2kg 41g 142円
3kg 55g 193円
4kg 68g 239円
5kg 81g 283円
6kg 93g 324円
7kg 104g 364円
8kg 115g 403円
9kg 125g 440円
10kg 136g 476円
15kg 184g 645円
20kg 228g 800円
30kg 309g 1085円
40kg 384g 1346円
50kg 454g 1591円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

 

キャットフード「アーガイルディッシュ」の購入方法は?


近くのペットショップやオーガニックショップでの取り扱いがあるようです。

ただどこにでもあるというわけでは無いようなので、事前に確認したほうがいいかもしれません。

公式サイトでは取り扱いがありませんでしたが、大型ショッピングサイトのAmazonや楽天市場に取り扱いがありました。

どのサイトの商品も、価格は同じ金額でした。

送料は異なりますので、使い慣れているサイトで購入してくださいね。

サンプルはあるの?

180gのミニパックがあるようです。Amazonよりも楽天市場に取り扱いが多く見られました。

 

編集部まとめ

猫 素材

主に良質なカンガルー肉とラム肉を使用した高タンパクフード。十分な栄養素を補給できるのでおすすめの商品です

高タンパクなフードなので与え過ぎには注意が必要です。「じゃがいも」が多めに含まれているので少量でも腹持ちが良いですよ。

穀類である玄米、キヌア、アマランサスが含まれているため、グレインフリーのキャットフードではありません。

玄米は主穀、キヌアやアマランサスは雑穀に分類します。

穀類の中では猫の体への負担が少ない穀類であり、少量しか含まれていませんので特に問題はありません。

しかし、愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。

pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。

価格が少し高いことがネックでしょうか。本フードと同じ原材料の品質で、少し安く購入できるキャットフードはこちらの記事にまとめていますので、気になる方は確認してみてくださいね。

穀物や人工添加物は愛猫の目ヤニや涙やけの原因にもなります。詳しい理由はこちらの記事から確認できます。

 

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