キャットフード「ボジータ」は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

ボジータナチュラル インドア&ステリライズド グレインフリートナカイ

「ボジータ」は動物飼育とペットフード製造における法律が厳しい「スウェーデン」原産のキャットフードです。

原材料は一級品・食品の許可を受けたものを使用し、粉状に加工されたものや合成着色料・香料・保存料といった添加物を使用していません。

この記事では「ボジータナチュラル インドア&ステリライズド グレインフリートナカイ」を中心に、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。

口コミ評価やメリット・デメリットを載せていますので、キャットフード選びの参考にしてみてくださいね。

キャットフード「ボジータ」の基本情報は?

ボジータナチュラル インドア&ステリライズド グレインフリートナカイ
赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

商品名 ボジータナチュラル インドア&ステリライズド グレインフリートナカイ
分類 総合栄養食
価格
(税込)
22,000円(10kg)
内容量 400g
2kg
10kg
カロリー 373kcal/100g
賞味期限 開封後:1ヶ月
生産国 スウェーデン
販売元 有限会社グローバルエクセレントプロダクツ
メイン食材 鶏肉32%(ドライ21%、新鮮な鶏肉7%※天然原料、鶏スープ4%)
穀物 不使用
酸化防止剤 不使用
人工添加物 不使用
問合せ先 092-805-6516

 

キャットフード「ボジータ」の良い口コミは?

キャットフード「ボジータ」を使用している方の口コミを見ていきましょう。ここでは良い口コミを集めてみましたので、参考にしてみてくださいね。

良い口コミまとめ

口コミの数はあまり多くありませんが、「食いつきが良い」「気に入ってよく食べる」「吐き戻ししなかった」といった良い口コミ内容が確認できました。ずっと健康でいてくれるためにも、しっかり食べてくれるのはとても大切なことですよね。

「ボジータ」に使用されている原材料は、どれも一級品であったり食品として認められているスウェーデン産のものを使用。さらに国際基準の厳しい検査もクリアし、徹底された安全性のもとで作られています。

また、本フードは猫にとって消化を苦手とする穀物不使用のグレインフリーフードです。穀物にアレルギーがある子や、穀物を避けたいと考える飼い主さんにも利用しやすいレシピとなっていますよ。

年齢や体質に合わせたラインナップがあるので、多くの愛猫に与えることができるキャットフードと言えます。

 

キャットフード「ボジータ」の悪い口コミはある?

良い口コミがある一方で、悪い口コミ内容も見られました。多くはありませんがその一部を紹介するとともに、見直しポイントを解説します。

欠品や販売終了になることが多い

評価の低い内容としては「どこも品切れ」「欠品が多い」「無くなり次第終了と同封されていた」という口コミ内容が見られました。これから継続して「ボジータ」を与えようと思っていた方の口コミからは、またフード難民になってしまったと落ち込んだ様子が感じられます。

正規輸入元が安定しないのか?理由ははっきり分かりませんが、欠品や取り扱い終了になることが多いペットフードのようです。

このように急に利用できなくなるのは、飼い主さんにとっても困りますよね。食べるものがない!と慌てないためにも、愛猫に与えるフードは数種類用意しておくと安心かもしれません。

見直しポイント

  • 数種類のフードを用意しておく

 

キャットフード「ボジータ」の特徴は?


ここからはキャットフード「ボジータ」の基本情報と商品の特徴を解説していきます。「ボジータ」には5つのポイントがあります。

5つのポイント

  • 原材料は一級品・食品認可されたもの
  • ホルモン剤・抗生物質は不使用
  • 屍肉・人工着色料・人工調味料・保人工存料不使用
  • 穀物不使用のグレインフリー
  • 年齢や体質に合わせたラインナップ

原材料は一級品・食品認可されたもの

「ボジータ」に使用されている原材料は、全て一級品・食品認可されたものを使っています。「農産物」「畜産物」に関しては全てスウェーデン産のものであり、信頼できる農場から厳選された原料を調達しています。生産を行うラントメンネンドギー社ではより品質の高いものを作るため、国際基準化機構の厳しい検査をクリアしています。食品と同じレベルの品質管理を行っているので、安心できるフードであると言えるでしょう。

ホルモン剤・抗生物質は不使用

「ボジータ」に含まれる動物性原材料には、ホルモン剤や抗生物質といった薬は使用されていません。スウェーデンは環境や動物飼育などにそれぞれ厳しい法律があり、動物に対しては治療以外での薬の使用を禁止しています。化学性物質は愛猫にとってアレルギーの原因となる可能性があるため、これを避けられるのは良い特徴と言えます。

屍肉・人工着色料・人工調味料・人工保存料不使用

ホルモン剤・抗生物質だけでなく、「ボジータ」では人工着色料・調味料・保存料といった添加物も使っていません。さらに病気や屍肉などの使用も禁止していますので、品質には十分に信頼できるキャットフードだと言えますよ。

穀物不使用のグレインフリー

「ボジータ」は穀物を原材料に含まない、グレインフリーのキャットフードです。小麦・とうもろこし・大豆といったアレルゲン物質を含む食材も使われていないので、アレルギーの愛猫や相性が苦手な子に利用することができます。なるべくアレルギーとなるリスク下げたいと考える飼い主さんにもオススメできますね。

年齢や体質に合わせたラインナップ

「ボジータ」の猫用ドライフードは、年齢や体質に合わせた商品を選ぶことができます。本記事で紹介している「インドア&ステリライズド グレインフリートナカイ」の場合、屋内飼育や去勢した子、シニア猫や体重管理が必要な子などに向いているフードのようです。ドライフードは全部で5種類あります。口コミではウェットフードも人気のようです。

 

キャットフード「ボジータ」の詳しい原材料と成分一覧は?

ロシアンブルー

ボジータの原材料

主原料 鶏肉32%(ドライ21%、新鮮な鶏肉7%※、鶏スープ4%)
その他
原材料
※ポテト(ドライ)、エンドウ豆デンプン、※新鮮なトナカイ8%、※骨脂肪5%、牛肉タンパク質4%(ドライ)、※リグノセルロース4%、豚肉タンパク質4%(ドライ)、※卵2%(ドライ)、※魚粉2%ドライ、ミネラル、※ビートファイバー(ドライ)、※チコリイヌリン(フラクトオリゴ糖0.63%)、※マンナンオリゴ糖0.2%、※酵母(β‐1.3/1.6‐グルカン0.1%)
※・・・天然原材料

赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

ボジータの成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 33.00% 36.60%
粗脂肪分 14.00% 15.40%
粗繊維 3.50% 3.80%
粗灰分 7.00% 7.70%
水分 9.00%
カロリー 373kcal/100g
乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

粗脂肪量は15.4%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。

 

キャットフード「ボジータ」の評価の内訳は?

猫 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「鶏肉32%(ドライ21%、新鮮な鶏肉7%、鶏スープ4%)」を使用しています。

その他原料の評価

気になる原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。

本フードの場合、特に気になる原材料は使用されていませんでした

「エンドウ豆デンプン」はグレインフリーのフードによく使用される原材料です。えんどう豆は、下痢や嘔吐を引き起こす可能性がある成分が含まれていると言われ、意見が分かれる原料でもあります。気になる方は避けてもいいかもしれません。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「ボジータの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子猫:30.0%以上
  • 成猫:26.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合「36.3%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子猫:9.0%以上
  • 成猫:9.0%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「15.4%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。

 

キャットフード「ボジータ」のメリットとデメリットは?

メリット
  • 原材料の安全性が高い
  • ホルモン剤・抗生物質不使用
  • 病気・屍肉不使用
  • 余計な添加物不使用
  • 年齢や体質に合わせた商品がある
デメリット
  • 商品が安定して手に入りにくい
  • 製造方法についての情報がない

メリットとデメリットを比較した結果

「ボジータ」のメリットは、安全性と品質が高いキャットフードであること。畜産の飼育時から厳しい品質管理が行われ、余計な添加物や屍肉まで使用しないという徹底ぶりです。製造方法などの情報が不明なのでその点がやや気になる印象ではありますが、厳しい品質管理の基準をクリアした環境で製造されていますので、安心して与えることができるフードであることには違いないと言えるでしょう。

グレインフリーになったことで穀物にアレルギーがある子にも利用可能になり、愛猫のライフステージや体質に合わせて商品が選べる点もメリットと言えます。

そんな魅力あるフードではありますが、デメリットとしては「商品が安定して手に入りにくい」ということです。入荷が大幅に遅れるなどの理由から、欠品がやや目立つのは気になりますよね。毎日安心して利用できるかどうかは、商品を決める上で重要なポイントにもなります。

飼い主さんによっては使い続けたい!と思う方もいるほど魅力あるフードなので、これから安定して購入できるようになればいいなと思いました。

 

キャットフード「ボジータ」はどんな猫と飼い主におすすめ?

おすすめの猫は?

おすすめの猫

  • 穀物アレルギーのある猫
  • 複数の動物性タンパクを与えても問題ない猫
  • 腸内環境が気になる猫

グレインフリーなので、穀物にアレルギーがある子にオススメできます。小麦・とうもろこし・大豆といった原材料は使用されていません。

本フードには、鶏・牛・豚といった複数の動物性原材料が含まれています。特定の動物にアレルギーがある子は注意してください。

レシピには「フラクトオリゴ糖」「マンナンオリゴ糖」が含まれていますので、お腹の環境が気になる子にもオススメ。食物繊維の仲間で免疫力向上の効果が期待できる「βグルカン」も配合されているので、本フードで病気に負けない体づくりのサポートもできます。

おすすめの飼い主は?

おすすめの飼い主

  • 安全性重視の人
  • ホルモン剤・抗生物質を避けたい人
  • 余計な添加物を避けたい人
  • 愛猫の年齢や体質に合わせて選びたい人

メリットでもお伝えしましたが、「ボジータ」は原材料の品質や安全性が高く、厳しい基準の品質管理の元で作られているキャットフードです。そのため、愛猫に与えるフードを安全性重視で選びたい人に向いていると言えます。

商品のラインナップが豊富なので、愛猫のライフステージに合わせて使い分けたい人にもオススメです。

欠品や入荷遅れがやや目立つフードなので、複数のフードとローテーションしながら与えるのがオススメです。手に入らなくなっても、安心してご飯を与えられる環境を作ってあげてくださいね。

 

キャットフード「ボジータ」の賞味期限は?

猫 素材

賞味期限

  • 開封後:1ヶ月

キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

 

キャットフード「ボジータ」の保管方法は?

猫 素材

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

 

キャットフード「ボジータ」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

猫 素材
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 23g 50円
2kg 38g 83円
3kg 51g 113円
4kg 64g 140円
5kg 75g 166円
6kg 86g 190円
7kg 97g 213円
8kg 107g 236円
9kg 117g 257円
10kg 127g 279円
15kg 172g 378円
20kg 213g 469円
30kg 289g 635円
40kg 358g 788円
50kg 423g 932円

※インドア&ステリライズド グレインフリートナカイ 22,000円(税込)(10kg)で計算

目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

フードをうまく切り替える方法は?

現在食べさせているフードから切り替える場合、いきなり全てを新しいフードに変えてはいけません。急に新しいフードになると、腸内環境が慣れずに下痢や嘔吐してしまう場合があるからです。

また、愛猫が新しいフードに警戒してまったく食べてくれないということもあります。せっかく健康を考えて購入したのに食べてくれないのは悲しいですよね。

方法としては、従来のフードに少しずつ混ぜて増やしていく方法になります。1週間~10日間程の時間をかけて、初日には約1割程度、2日目には約2割程度…といった具合に混ぜて与えましょう。

お腹やニオイに慣らしてあげる期間を作ることが大切です。

 

キャットフード「ボジータ」の最安値はどこ?公式サイト・Amazon・楽天市場で比較

キャットフード「ボジータ」はどこのサイトで買うのが一番安いのか、気になっている方もいるのではないでしょうか?

そこで、各サイトでの販売と価格を調査しました。

公式サイト amazon 楽天市場
250円(40g)
22,000円(10kg)

楽天市場での購入が可能

今回は公式サイト・amazon・楽天市場の3サイトで比較を行いました。その結果、キャットフード「ボジータ」は楽天市場での購入が可能ということがわかりました。

ただ、本記事で紹介している「インドア&ステリライズド グレインフリートナカイ」に関しては「売り切れ」となっていました。一部の商品はまだ購入できるようなので、気になる方は確認してみてくださいね。

公式サイトからの直接販売やAmazonでの取り扱いは確認できませんでした。

サンプルはある?

楽天市場では、40gのお試しサイズが250円(税込)で販売されていました。商品によっては売り切れの場合もありますので注意してください。

事前に愛猫の食いつきを確認することができますね。

 

編集部まとめ

ラグドール

ボジータは穀物不使用のグレインフリーであり、原材料の安全性や品質管理は十分信頼できるキャットフードです。

穀類は猫の消化器系に負担をかけたり、アレルギーの原因となる可能性があります。もちろん、穀類からも愛猫にとって必要な栄養は吸収できますが、気になる方は穀類を含まないキャットフードがオススメです。

pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。

また、化学性物質や人工添加物は愛猫の目ヤニや涙やけの原因にもなります。詳しい理由はこちらの記事から確認できます。

安定して販売されない印象が強いので、メインとして利用する場合は数種類のフードとローテーションして利用する方がいいかもしれません。

ボジータの他プレミアムキャットフードが知りたい方は、こちらの記事を確認してみてくださいね。