「ナウフレッシュ」はカナダ産の、新鮮な食材に徹底的にこだわったドッグフードです。乾燥肉やミートミールを使わない100%新鮮な生肉や鮮魚を使っているのが魅力です。
また、新鮮な食材を使い穀物は不使用で仕上げています。穀物の消化が不得意な愛犬、お腹が弱い愛犬のごはんの選択肢の一つに検討してみてくださいね。
この記事ではナウフレッシュ グレインフリー スモールブリードアダルトを、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。
目次
ナウフレッシュ グレインフリー スモールブリードアダルトの基本情報は?
商品名 | ナウ フレッシュ グレインフリー スモールブリード アダルト |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 2,475円(税込) |
内容量 | 800g~ |
カロリー | 367kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:製造後10ヶ月 |
生産国 | カナダ |
販売元 | グローバル ペット ニュートリション株式会社 |
対応年齢 | 成犬 |
メイン食材 | ターキー、ダック、サーモン |
穀物 | 不使用 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 約0.8~1cmの粒 |
ナウフレッシュのドッグフードは生の食材にとことんこだわっており、乾燥肉やミートミールを使わない100%新鮮な生肉や鮮魚を使っています。
食材にはCFIA(カナダ食品検査庁)基準で人間用として合格した、ヒューマングレードのものを使用。食材の鮮度にもこだわっています。
ナウフレッシュ グレインフリー スモールブリードアダルトの評判は?インスタの投稿をチェック
ごはんを変えると下痢に…ナウフレッシュは下痢もせず嬉しそうに食べてくれる!
何度も催促!テンションが上がるほどおいしいのかも
フードによって下痢しがちなわんちゃんの症状が緩和したとの投稿が。
具体的な理由は分かりませんが、ナウフレッシュがこだわっている素材の新鮮さや穀物不使用であることなど、様々な理由が関係しているかもしれません。
ナウフレッシュの2つのこだわり
新鮮さにこだわって素材を厳選
ナウフレッシュは生(フレッシュ)の食材にこだわり、乾燥肉やミートミールは不使用。100%新鮮なお肉や魚が使われています。
これらの新鮮な食材は、CFIA(カナダ食品検査庁)基準で人間用(ヒューマングレードの)として合格した食材のみを厳選。
オイルにもこだわり、フレッシュなキャノーラ油、オメガ3が豊富なサーモン油などを使用。自然なものを選び、人工保存料、香料、着色料不使用で仕上げています。
CFIA(カナダ食品検査庁)って?
食品の安全性、動物の健康および植物保護を確保することを目的として、カナダ保健省によって策定された政策や基準を執行するとともに、食品、動物および植物の検査を行います。
素材を活かす調理方法を採用
ナウフレッシュで行っている調理方法は、少量をゆっくりと時間をかけて低温(90℃)で丁寧に調理するSCSB(Slow Cooked in Small Batches)を採用。
低温でゆっくり加熱していくことで、タンパク質が損なわれるのを軽減することができます。新鮮な食材にこだわっているからこそ、栄養とおいしさをできるだけ失わないような工夫がされています。
ナウフレッシュ グレインフリー スモールブリードアダルトの詳しい原材料と成分一覧は?
ナウフレッシュの原材料
主原料 | ターキー生肉(骨抜き)、サーモン生魚(骨抜き)、ダック生肉(骨抜) |
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その他 原材料 |
ポテト、エンドウ豆、乾燥鶏卵、ポテト粉、エンドウ豆繊維、フラックスシード、リンゴ、ナチュラルフレーバー(チキン由来)、キャノーラ油、ココナッツ油、アルファルファ、トマト、ニンジン、カボチャ、スイートポテト、スクワッシュ(カボチャ類)、バナナ、ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ザクロ、パパイヤ、レンズ豆、ブロッコリー、カッテージチーズ、乾燥チコリ根、乾燥ローズマリー、炭酸カルシウム、リン酸一カルシウム、塩化ナトリウム、塩化コリン、(ビタミン類)ビタミンEサプリメント、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源)、ナイアシン、d-パントテン酸カルシウム、ビタミンAサプリメント、硝酸チアミン、リボフラビン、β-カロテン、ビタミンB12サプリメント、ビオチン、塩酸ピリドキシン、ビタミンD3サプリメント、葉酸、(ミネラル類)硫酸第一鉄、タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、セレン酵母、酸化亜鉛、硫酸銅、タンパク質キレートマンガン、タンパク質キレート銅、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム、タウリン、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵生成物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵生成物、DL-メチオニン、L-リジン、塩化カリウム、ユッカシジゲラ抽出物、L-カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール) |
メインにはターキー、サーモン、ダックの3種類のお肉が使われています。どれも生肉を使用しており、新鮮さにこだわっているナウフレッシュだからこその特徴だといえます。
そのほか、栄養豊富な10種類以上の新鮮な野菜とフルーツなどを配合しています。消化酵素や善玉菌がお腹に優しく、負担にならない消化吸収をサポート。
アレルギーの原因にもなりうる穀物は不使用です。穀物が苦手な愛犬に与えても問題ありません。
穀物は避けるべき?
「穀物は悪!」のような意見もありますが、ビタミンやミネラル、炭水化物を含む食材で栄養たっぷり。犬の祖先は穀物を食べていたことが分かっており、現代の犬は穀物を消化できるように進化しているとも言われています。
愛犬が穀物が苦手な場合はグレインフリーを推奨しますが、そうでない場合はあえてグレインフリーのフードを選ぶ必要はありません。
ナウフレッシュの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 26%以上 | 28.9%以上 |
粗脂肪分 | 16%以上 | 17.8%以上 |
粗繊維 | 3.5%以下 | 3.9%以下 |
水分 | 10%以下 | – |
粗脂肪量が17.8%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ナウフレッシュ グレインフリー スモールブリードアダルトの評価の内訳は?
主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「骨抜き七面鳥」を使用しています。
「七面鳥(ターキー)」は鶏肉や牛肉に比べてビタミン・ミネラルが豊富で、鉄分・銅・亜鉛・ビタミンB6・ビタミンB2などが多く含まれています。
低脂肪・低コレステロールなので、体重管理が必要なわんちゃんや消化器官の衰えがちなシニア犬などにも適した食材です。
その他原料の評価
粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。
本フードの場合、エンドウ豆が使われているのが気になります。タンパク質やβカロテン、カリウムなど栄養豊富な食材ですが、アレルギー症状を起こしてしまうわんちゃんもいます。
加工されて使用されているので多量に含まれるわけではありませんが、注意しておきましょう。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
代わりに天然の酸化防止剤である「ミックストコフェロール」「乾燥ローズマリー」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合「28.9%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合「17.8%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
ナウフレッシュ グレインフリー スモールブリードアダルトの保管方法は?
ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ナウフレッシュ グレインフリー スモールブリードアダルトの体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?
体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 31g | 60円 |
2kg | 53g | 100円 |
3kg | 72g | 135円 |
4kg | 89g | 168円 |
5kg | 105g | 198円 |
6kg | 121g | 227円 |
7kg | 135g | 255円 |
8kg | 150g | 282円 |
9kg | 163g | 308円 |
10kg | 177g | 333円 |
15kg | 240g | 452円 |
20kg | 298g | 560円 |
30kg | 403g | 759円 |
40kg | 500g | 942円 |
50kg | 592g | 1114円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ
値段は高いですが、全ライフステージの犬に積極的におすすめしたいドッグフードです。
評価できるポイントはいくつもありますが、中でも2つご紹介します。まず1つ目は、七面鳥が主原料である点です。冒頭でも述べたとおり「低脂肪・低コレステロール」な食材なので、ダイエット中の犬やシニア犬には特におすすめできます。
他の動物肉よりもアレルギーが発現しにくいという特徴もあります。
2つ目は、「グレインフリー」かつ「無添加」の商品という点です。愛犬の健康を第一に考えて成分を厳選している証拠といえます。
グレインフリーについてはこちら、無添加についてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。
逆に気になる点があるとすれば「値段の高さ」と「豆」「豆繊維」が使用されている点です。豆は犬にとって消化がしにくい食べ物ですので、ない方がおすすめできます。