鹿肉(ベニソン)は栄養価が高く、低脂肪で高タンパク質なヘルシー食材として注目を集めています。キャットフードの主原料としてもピッタリの食材ですよ。
この記事では、鹿肉を原材料に使用しているおすすめフードの3選と5種比較、選んだ基準をまとめました。
目次
全100種類のキャットフードをいくつかの基準をもとに徹底調査、検証!
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鹿肉(ベニソン)のメリット・デメリットは?
最近、チキンやビーフにアレルギーを持つ猫でも食べられる※1主原料として、鹿肉が脚光を浴びています。
しかし、日本人にはあまり馴染みのない食材なので、ここでは鹿肉のメリット・デメリットについて紹介しますね。
メリット
アレルギーリスクの低減
鹿肉は一般的な肉源である鶏肉や牛肉と比較して、アレルギー反応のリスクが低いとされています。猫が鶏肉や牛肉に対してアレルギーを抱えている場合、鹿肉を使用したキャットフードは適した選択肢となります。
高タンパク
鹿肉は高タンパク・低カロリーなお肉です。牛肉の約1.7倍のタンパク質で、カロリーも牛肉の約3分の1と、ささみの栄養価に匹敵します。
栄養バランスの良さ
鹿肉はタンパク質やビタミンB群、ミネラル(鉄、亜鉛など)を含んでおり、猫の健康維持に必要な栄養素を提供します。適切な栄養バランスを保つことで、猫の免疫機能や筋肉の発達をサポートします。
DHA(ドコサヘキサエン酸)は肉類にはほとんど含まれておらず、主に青魚に含まれている成分ですが、鹿肉には他の肉類より多く含まれています。DHAには中性脂肪を減少させる働きがあるので、ダイエットが期待できます。
消化と吸収の良さに優れている
鹿肉は通常、比較的消化と吸収の良さに優れている食材です。猫の消化器系が鹿肉を効率的に処理しやすく、栄養の吸収をサポートすることが期待されます。
デメリット
鹿肉のデメリットは、価格の高さにあるといえます。多くのキャットフードの1kg当たりの価格が、プレミアムフードと同じか、それ以上の価格となっているため手の出せない飼い主さんは多いのではないでしょうか。
鹿肉を使用したおすすめキャットフード1.クプレラ
フード名 | クプレラ |
---|---|
得点 | 100点 |
主原料 | 鹿肉 |
内容量 | 1.8kg |
人工添加物 | 不使用 |
値段 | 3400円(税込) |
クプレラは、ホルモン剤・抗生物質・成長促進剤を投与せずに育てたオーストラリア産の鹿肉を主原料に使用したキャットフードです。副原料として含まれるスイートポテトは腹もちがよく消化に優しい食材も使用しています。
穀物と合成添加物を一切使用していない「グレインフリー」「無添加」のごはんなので、子猫から老猫まで全ライフステージの猫に与えることができます。
グレインフリーキャットフードなので、穀物が苦手な子にも良いですね。
鹿肉を使用したおすすめキャットフード2. ジウィピーク
フード名 | ジウィピーク ※2 |
---|---|
得点 | 95点 |
主原料 | ベニソン生肉、ベニソンレバー生肉 |
内容量 | 400g |
人工添加物 | 不使用 |
値段 | 4663円(税込) |
ベニソン(鹿肉)をメインに使用。犬が消化を得意とする良質なお肉や内臓類、魚、貝が製品の96%以上も含まれています。また、穀類は一切使用していないので食物アレルギーにも対応。
本来肉食である彼らが狩りで得る食事に限りなく近いジャーキータイプの全年齢犬用エア・ドライフードです。
鹿肉を使用しているキャットフード比較表
フード名 | 点数 | 主原料 | 内容量 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
クプレラ | 100点 | 鹿肉 | 1.81kg | 3672円 |
アディクション | 96点 | 鹿肉粉 | 1.8kg | 5292円 |
フィーラインナチュラル | 95点 | 鶏肉(人間食用の家禽から生産される) | 125g(水で戻すと500g) | 3006円 |
ジウィピーク | 95点 | 生肉・内臓・魚介類 | 1kg | 9997円 |
ブリタニア | 90点 | エゾ鹿肉 | 300g | 2160円 |
主原料に鹿肉を使用しているキャットフードで注意する点!
鹿肉のフードを選ぶ場合は、なるべく主原料が鹿肉・穀物不使用(グレインフリー)・合成添加物不使用のフードを選ぶようにしてください。
いくらアレルギーを起こしにくい鹿肉のフードを選んでいたとしても、穀物や発がん性が疑われている合成添加物が使用されているとアレルギーだけでなく様々な病気を発症するリスクを高めてしまいますよ。
こちらの記事に、注意すべき原料について詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。