ブルドッグから改良されたフレンチブルドッグは、大きな立ち耳と低い鼻が特徴的。性格は社交的で愛情深い人気の犬種です。
そんなフレンチブルドッグですが、その鼻の低さから体温調整が苦手です。そこで夏場の散歩や運動にはいつも以上に気をつけてあげてください。
また皮膚が敏感で弱く、重なっている部分も多いため、皮膚炎になりやすい傾向にあります。その他、背中が丸い体型や背骨の形状に問題があって生まれてくることで「椎間板ヘルニア」を発症することがあるとも言われている犬種です。
皮膚病は体力が落ちて免疫力が低下することで悪化してしまうこともあるので、運動はもちろん適切な食事が必須になります。この記事では、フレンチブルドッグにおすすめのドッグフードや、ご飯を食べないときの対処法などをまとめました。
これからフレンチブルドッグを迎える方はもちろん、どんなドッグフードがあっているか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
フレンチブルドッグに合ったドッグフードを選ぶには?
高タンパク質・低脂質であること
フレンチブルドッグは小型犬ですが、がっしりとした筋肉質な犬種です。健康的な体型をキープするためにも、高タンパク質・低脂質で脂肪がつきにくい食事を与えてあげましょう。
肥満になると免疫力が低下し、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。また、フレンチブルドッグは「椎間板ヘルニア」を発症する場合があります。肥満になると重さで体に負担がかかり発症してしまうことも・・・。
体重が増えると動きにくくなって運動もしなくなり悪循環となります。
メインで使われている原材料が穀物ではなく、肉や魚を使用しているものがおすすめ。中でも鶏肉は高タンパクかつ低カロリーで、筋肉質フレンチブルドッグにもぴったりです。
低アレルゲンであること
フレンチブルドッグは皮膚トラブルを起こしやすいと言われています。そこで低アレルゲンのドッグフードを選んであげることをおすすめします。
具体的には主原料が肉や魚を使用していたり、グレインフリーであることが理想です。最初はアレルギー反応が出ていなくても、摂り続けることで体内に蓄積され、アレルギーを引き起こす場合もあります。
そのため、アレルギーの原因と言われているような食材は避けるようにしましょう。
オメガ3脂肪酸が入っていること
上記でも紹介したとおり、フレンチブルドッグは皮膚が弱く、皮膚炎などの皮膚トラブルを起こしやすいフレンチブルドッグ。そこで飽和脂肪酸であるオメガ3が含まれたドッグフードでケアしてあげましょう。
これらの成分は、健康的な皮膚を保つサポートをしてくれます。他にもキレイな毛並みをキープしてくれる効果もあります。サーモンなどの魚を主原料としているドッグフードに含まれているので、愛犬の毛並みや皮膚の状態が気になる方は切り替えてみるのもいいでしょう。
フレンチブルドッグにおすすめのドッグフード6選
1:カナガンドッグフード
カナガンドッグフードの総合評価
買いやすさ | 価格 | コスト |
---|---|---|
定期購入割引 まとめ買い割引 |
2kg 4,237円(税込) |
198円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
おすすめポイント
- グレインフリー
- 香料・着色料不使用
- ヒューマングレード
フレンチブルドッグにおすすめしたいドッグフードの一つとして、カナガンをご紹介します。カナガンは、本来肉食動物である犬が本能的に求める食事スタイルを再現したドッグフードです。
原材料のチキンをはじめとした動物性タンパク質源が使用されているので、健康な体づくりに欠かせない栄養素が満遍なく摂取できます。
動物性タンパク質とのバランスを考えて、食物繊維豊富なリンゴやサツマイモなどの野菜や果物も配合されているので、お腹にも優しいドッグフードといえますよ。
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カナガンドッグフードドッグフードの詳細は下記記事をチェック
→カナガン(ドッグフード)は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック
2:このこのごはん
このこのごはんの総合評価
買いやすさ | 価格 | 1日あたりコスト |
---|---|---|
定期購入割引 | 1kg 3,278円(税込) |
353円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
- 原料はヒューマングレード
- 保存料・着色料・香料不使用
- 小麦グルテンフリー
愛犬の健康な毎日をサポートしたいという想いから作られたドッグフード「このこのごはん」。小型犬をターゲットとして作られているため、フレンチブルドッグのごはんにもぴったりです。
高タンパク質・低脂質で脂肪がつきにくい食事を毎日の食事が健康に繋がると考えており、主原料は鶏肉(ささみ、レバー)、添加物は不使用。わんちゃんに必要な栄養素をギュッと詰め込んでいます。
全年齢対象のフードではありますが、脂質が低いのも特徴です。がっちりした筋肉質なフレンチブルドッグにとって、健康的な体型を維持するためにも低脂質で太りにくいフードは適していますね。
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このこのごはんについての詳細記事は下記をチェックしてください。
→このこのごはんは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック
3:モグワン
モグワンの総合評価
買いやすさ | 価格 | 1日あたりコスト |
---|---|---|
定期購入割引 まとめ買い割引 |
1.8kg 4,237円(税込) |
207円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
おすすめポイント
- グレインフリー
- 香料・着色料不使用
- 動物性タンパク質50%以上
モグワンは「丁寧に手作りした栄養満点のごはん」をコンセプトに、全員が愛犬家である開発チームのもと作られました。
チキンやサーモンといった動物性タンパク質を多く含む食材が全体の50%以上を占めています。愛犬の年令問わず、どのライフステージでも食べさせることができます。
さらにその食材はすべてヒューマングレードの肉や魚を使っており、最高品質といえるドッグフードです。
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4:オリジン
オリジンの総合評価
買いやすさ | 価格 | コスト |
---|---|---|
継続で キャッシュバック |
1.8kg 5,610円(税込) |
256円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
- グレインフリー
- 完全無添加
- 高タンパク質
オリジンは、愛犬からの信頼を得るには愛犬に合ったドッグフードを与えることと考え、ドッグフードを作り始めました。そのため、委託工場を使うことなくすべて自社で製造しています。
肉食動物に適したフードにするため、原材料の85~90%は肉類にしています。さらに、そのうちの3分の2は新鮮な生肉にすることで、良質で栄養価の高い食事を供給しているのです。
本来の犬の食事に炭水化物がほとんど含まれないことから、オリジンは低炭水化物であることにもこだわっています。使用している野菜や果物は、血糖値が上がりにくい低GIのものばかりです。
オリジンドッグフードの詳細は下記記事をチェック
→オリジンドッグフードは安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック
5:ピッコロ(シニア犬用)
ピッコロの総合評価
買いやすさ | 価格 | 1日あたりコスト |
---|---|---|
定期購入割引 まとめ買い割引 |
1.5kg 4,237円(税込) |
301円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
- グレインフリー
- 動物性タンパク質50%以上
- 低カロリー・低脂質
ピッコロはシニア犬向けのドッグフードとして開発されました。カロリーや脂質を抑えつつも、栄養バランスと美味しさを兼ね備えています。
さらに消化がしにくいと言われる穀物は使用せず、食物繊維を多く配合しています。そのため消化に優しく、昔ほど運動ができなくてもスッキリできるのです。
そして原材料の70%をチキンとサーモンが占めるため、高タンパク質なドッグフードでもあります。使用する食材も高品質とこだわっています。
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ピッコロの詳細は下記記事をチェック
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6:アランズナチュナル
アランズナチュナルの総合評価
買いやすさ | 価格 | コスト |
---|---|---|
定期購入割引 まとめ買い割引 |
2kg 4,356円(税込) |
240円 |
※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成犬」を想定して計算しました。
おすすめポイント
- グレインフリー
- 人工香料・着色料不使用
- 自然素材使用
アランズナチュラルは、必須アミノ酸や不飽和脂肪酸、ビタミンなどの栄養素を豊富に含むラム肉を主原料に採用したドッグフードです。
ラム肉に含まれるカルニチンには体内脂肪の燃焼をサポートしてくれる働きがあるので、室内飼いで運動量が少ない傾向にあるフレンチブルドッグに適したドッグフードといえます。
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アランズナチュラルの詳細は下記記事をチェック
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フレンチブルドッグに与える1日の食事量や頻度は?
1日の食事量の目安
フレンチブルドッグに与える1日の食事の量は、年齢と体重・活動用などから計算して決まるので、この量を与えなければならないとは決まっていません。
そのための計算方法をいかに記載するので、愛犬のご飯の参考にしてくださいね。
1日の食事量の求め方
- 1.RER(安静時エネルギー必要量)を求める
RER=70×体重(㎏)の0.75乗 - 2.DER(1日あたりの必要なカロリー量)を求める
DER=RER(70×体重(kg)の0.75乗)×活動計数 - 3.1日あたりの給餌量を求める
DER÷フード100g当たりのカロリー×100
ここで使用する活動係数は、犬の状態によって変わります。以下を参考にしてください。
成犬の場合の活動計数
状態 | 活動計数 |
---|---|
成犬 | 1.8 |
去勢・避妊 | 1.6 |
老犬 | 1.4 |
肥満 | 1.4 |
減量中 | 1.0 |
安静 | 0.8~1.0 |
- 成犬:1歳以上で健康かつ去勢・避妊をしていない
- 去勢・避妊:健康で去勢・避妊をしている
- 老犬:小型犬の場合は11歳以上、大型犬の場合8歳以上
- 肥満:太りやすい、または少し太っている
- 減量中:ダイエットの必要がある
- 安静:ケガや病気で動けない
子犬の場合の活動計数
状態 | 活動計数 |
---|---|
離乳~3か月 | 3.0 |
4か月~9か月 | 2.5 |
10か月~1歳 | 2.0 |
妊娠・授乳期間中の活動計数
状態 | 活動計数 |
---|---|
妊娠前期 | 2.0 |
妊娠中期 | 2.5 |
妊娠後期 | 3.0 |
産後授乳期 | 4.0~8.0 |
- 妊娠前期:妊娠1週目~4週目
- 妊娠前期:妊娠5週目~6週目
- 妊娠前期:妊娠7週目~9週目
- 産後授乳期:授乳開始から離乳まで。子犬の数や成長による
1日に与える頻度の目安
フレンチブルドッグの食事の頻度は、1回にまとめて与えるのではなく複数回に分けて与えます。その回数については、フレンチブルドッグの年齢によって異なります。
また、その日の体調などでも変わってくるので、その時々で判断してあげましょう。年齢による食事の回数の目安は、下の表を見て参考にしてください。
幼犬(1~6ヶ月) | 3~5回 |
---|---|
成犬(8ヶ月~6歳) | 2~3回 |
老犬(7歳~) | 2~3回 |
フレンチブルドッグがご飯を食べない!なぜ?
ご飯を食べないとき、愛犬に元気がないなど目に見える変化がある場合は病気を疑います。元気があっていつも通りなら、以下のようなことが考えられます。
ストレスがかかっている
来客があったり病院に行ったり、生活環境が変わったなど、普段とは異なることがストレスになることがあります。散歩の時間や一緒に遊ぶ時間を作るなど、コミュニケーションをとってリラックスしてもらいましょう。
特定の食べ物を避ける
ドッグフードは食べないが、おやつや手作りご飯は食べる場合、与えているドッグフードが嫌になっている可能性があります。おやつのほうが好きでメインのドッグフードは食べたくないと思っているかもしれないので、一時的におやつを与えるのを止めたり対処しましょう。
愛犬はグルメかも
何でも食べてくれる子もいれば、いつもと違うものが少しでも入っていると食べないグルメな子もいます。気に入ってくれるドッグフードを見つけるのは大変ですが、数を試していくのが良いかもしれません。
原因を見つけて対処法を!
「食事から美味しそうな匂いがしない」「ドッグフードの硬さや形状が気に入らない」など原因が掴めてきたら、思いついたことを試していきましょう。
ドッグフードにササミなどを混ぜて与えてみて、食欲が改善されるかを確認してみてください。新鮮な生肉を原材料に利用しているドッグフードに切り替えるのも手です。
硬さや形状が気に入らないようであれば、半生タイプのものに切り替えるか、お湯を少し混ぜて与えてみてください。柔らかくなると同時に香りがたって、食欲改善に期待できます。
フレンチブルドッグの子犬におすすめのドッグフードは?
子犬のフレンチブルドッグは成長に必要な栄養をたくさん取る必要があるため、栄養価の高いドッグフードを与えるようにしましょう。子犬用または全年齢対象のドッグフードを選ぶようにすれば間違いは有りません。
子犬の頃に与えるドッグフードはとても重要です。ものによっては成犬になってから体に異常やトラブルが起こりかねません。
また、ただでさえ消化がしにくい穀類ですが、消化器官が未発達の子犬には特に注意してあげてください。なるべくグルテンフリーのフードにすることをおすすめします。
体をつくるタンパク質が大切!
犬は成長期にありますので、バランスの取れた栄養が重要です。ドッグフードや生食用の食材を使い、必要なタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルを含む食事を与えるようにしましょう。
また、成長期である子犬にとって「タンパク質」は特に重要になります。「タンパク質」は爪・毛・骨・筋肉といった臓器を作るために必要な栄養素でもあり、成長期に不足すると病気や感染症にかかりやすくなりますよ。
不足しているかの判断は被毛や毛艶です。体内に必要な場所へ栄養が行くので、髪や爪などのは後回しになります。そのため、被毛や毛艶が悪く見られた場合、タンパク質が不足している可能性があります。
犬種にあったドッグフードの選び方を
意外にも筋肉質なフレンチブルドッグには、高タンパクで低脂質なドッグフードが適しています。肥満にならないよう年齢、体重に適した量を与えるのはもちろん、1日30分程度の散歩も必要です。
ご飯選びに迷っている方は今回ご紹介したものを参考にしていただき、愛犬が喜ぶドッグフードを見つけてみてください。
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