アナコンダはアナコンダ属に属するヘビの総称で、オオアナコンダとキイロアナコンダなどが存在します。単にアナコンダという場合にはオオアナコンダを指す場合が多いですね。
この記事ではアナコンダの種類や野生下での餌、天敵についてまとめました。
アナコンダの体色の種類は?
体色の種類
- 緑褐色
- 黄色
緑褐色
緑褐色(緑がかった茶色)のアナコンダは、オオアナコンダという種類です。背面が緑褐色で黒色の円の模様が散在しています。
目の後ろの部分には黒色とオレンジ色のストライプ模様がありますよ。
黄色
黄色い体色をしたアナコンダはキイロアナコンダです。名前の通りの黄色い体に、黒く細長い楕円模様が全身にありますよ。
アナコンダの餌、野生下では何を食べている?
野生下での餌
- 鳥類
- 哺乳類
アナコンダは水の中に潜り、目と鼻だけを水面から出して獲物を待ちかまえます。アナコンダは毒を持っていないため、捕食する際には強靭な巻き付く力で絞め殺してから獲物を食べます。
獲物が通りかかったり、水を飲むために立ち止まったりすると獲物の体に食らいつきます。獲物の体に巻き付いて絞め殺す、あるいは水の中に引きずり込んで溺死させ、獲物を捕食します。
アナコンダの天敵はいる?
天敵
- 存在しない
アナコンダは非常に大きなヘビであるため、天敵はほとんどいません。
アナコンダが捕食されてしまう可能性がある動物を挙げるとすれば、ワニです。アナコンダは生活の大半を水の中で過ごします。そのため、同じく水中で生活しているワニと遭遇するタイミングが多く、ワニにやられる可能性があります。ただ、大きなアナコンダであればワニでも絞め殺し、食べてしまいますよ。
アナコンダは共食いするヘビとしても知られています。共食いは大きなメスが小さなオスを食べる事がほとんどです。
共食いをする理由としては、アナコンダが自分の体内で卵を孵化させてから体外に出産する「卵胎生」という方法で産卵することが挙げられます。半年間の抱卵に備えるための栄養摂取をする、という意味があるようですよ。
最大のサイズは40m!?
アナコンダは、その大きさについて様々な報告があります。
確実視されている最大の大きさは9mですが、現地の人からの報告の中には40mを超える個体がいる、という報告もあるようです。これはアナコンダが現地で崇められていることが影響しているようです。
いずれの大きさでもかなり大きく、恐ろしいということに変わりはありませんね。