チキンよりも低脂肪かつ高タンパク質な食材として注目されているラム肉。アレルギー反応も起こしにくいことから、キャットフードの主原料としても最適です。
この記事ではラム肉を原材料に含むキャットフードの中でおすすめな商品、ラム肉を使用している有名9種を比較しています。
目次
全100種類のキャットフードをいくつかの基準をもとに徹底調査、検証!
愛猫にあったキャットフードの選び方、探し方を以下の記事でご紹介しています!
キャットフード買うならこれで決まり!
おすすめ15選を徹底分析
100種類ものキャットフードの安全性を比較!これを与えれば間違いなしのおすすめ15選をご紹介します。
その他キャットフードにまつわるお役立ち情報も満載!
ラム肉を使用したおすすめのキャットフード1. ジウィピーク
ジャンル | 価格 |
---|---|
総合栄養食 | 8,392円/1kg |
おすすめポイント
- ラム肉を全体の97%した肉メインのフード
- 高GI炭水化物は不使用
- 原材料の栄養を閉じ込めたエアドライ製法
ジウィピークは、高い品質管理水準を誇るニュージーランドで飼育されたラムの生肉や内臓などを97%も使用したキャットフードで、他の商品と比べても動物性タンパク質が豊富です。
独自のエアドライ技術により、生の食事の良さとドライフードの利便性を兼ね備えたフードに仕上がっています。解凍や冷蔵、水で戻す必要はありません。
糖尿病や肥満などの原因となりえる炭水化物の量を極限まで抑えており、穀類やジャガイモ、タピオカでん粉などの高GI炭水化物は不使用のレシピです。
ラム肉は低アレルギーといわれる食材で、鉄分やミネラルもたっぷり含まれています。また、脂肪燃焼や抗酸化作用を期待できるL-カルニチンも多く含まれているので、ダイエット中の愛猫にもおすすめです。
非常に高価なため毎日与えるごはんにするのは難しいかもしれません。留守番できた日のごはん、通院後のごはんとご褒美としていつものごはんから置き換えても良いでしょう。健康を第一に考えたい飼い主さんはぜひ試してみてくださいね。
ラム肉を使用したおすすめのキャットフード2. アーガイルディッシュ ワトルキャット
ジャンル | 価格 |
---|---|
総合栄養食 | 6,274円/2kg |
おすすめポイント
- 良質な赤身肉であるラム肉、カンガルー肉を使用
- 脂肪分が少ないため避妊・去勢後の子にも
- 人工添加物不使用
アーガイルディッシュ ワトルキャットはカンガルー肉とラム肉が主原料のキャットフードです。
猫にとって脂肪は必要な栄養素ですが、摂りすぎは肥満や肝臓の負担となる可能性があります。本フードは脂肪分の少ない赤身のカンガルー肉と魚、そしてラム肉を配合しており、一般的なフードに比べると脂肪分を適度に減らしています。
過度に落とすことなくバランス良く調整しているため、避妊・去勢して太りやすい猫や、室内飼いの運動量の少ない猫にもおすすめです。
合成の酸化防止剤や着色料は一切使用されていない無添加フードで、穀物も不使用。「有機認証」のロゴも付いている安心安全な商品です。
ラム肉を使用しているキャットフード、9種比較表
フード名 | 得点 | 主原料 | 内容量 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
ジウィピーク | 100点 | ラム生肉 | 400g | 2920円 |
フィーラインナチュラル | 95点 | チキン、子羊 | 320g (水でもどすと1.28kg) |
5751円 |
アルモネイチャー | 95点 | ラム、鶏、ターキー、豚 | 85g | 194円 |
FORZA10 | 95点 | 有機飼育されたラム肉 | 100g | 302円 |
クプレラ | 94点 | ラム肉 | 1.81kg | 3477円 |
アーガイルディッシュ | 93点 | カンガルー肉、ラム肉 | 2kg | 4665円 |
N&Dグレインフリー | 91点 | 新鮮な骨抜きラム肉(28%) | 1.5kg | 4428円 |
C&Rプレミアム | 90点 | ラム肉 | 900g | 1976円 |
ワイソン | 73点 | ラム肉ミール | 2.27kg | 3672円 |
ラム肉を使用したキャットフードのメリット
ラム肉を使用したキャットフードのメリット
- 脂肪分が少ない
- 栄養素が豊富
- アレルギーになりにくい
ラム肉を使用したキャットフードのメリットは「脂肪分が少ない」「栄養素が豊富」「アレルギーになりにくい」の3点です。
脂肪分が少ない
100gあたりの脂肪分はチキンが14g、ラム肉が16gなので、ラム肉の脂肪分はチキンの114%と計算することができます。
主原料として使われることの多い、ポーク(34.6g)やビーフ(32.9g)と比べても脂肪分がずば抜けて低いことがわかりますね。
融点※1が、他の肉類に比べて高いこともヘルシーとされる理由の1つです。ラム肉の融点は44°で猫の平均体温である38~39°よりも高くなっています。ポークが28°、ビーフが40°、チキンが30°なので、ラム肉の融点が特に高いのがわかりますね。
栄養素が豊富
ラム肉には、アルギニン、メチオニン、ヒスチジン、 フェニルアラニン、イソロイシン、トレオニン、ロイシン、トリプトファン、リジン、バリン、 タウリンの11種類の必須アミノ酸がバランスよく配合されています。
疲労回復や糖質の代謝に役立つビタミンB1、皮膚や粘膜の健康維持に期待ができるビタミンB2、貧血ケアに役立つビタミンB12などのビタミンB群や、鉄や亜鉛を供給するのに役立つミネラルも豊富に含まれています。
また、ラム肉には脂肪燃焼や抗酸化作用に優れるカルニチンがポークの2倍近く含まれているので、代謝が高まり太りにくいです。
アレルギーになりにくい
一般的に猫のアレルギーは穀物や添加物などが原因で発症する事が多いとされていますが、動物性タンパク質が原因となる場合もあります。
動物性タンパク質が原因の場合には肉類の脂質が問題となるため、ビーフやポークなどの脂質が多い肉はアレルギーを発症しやすくなるのです。
ラム肉はチキン同様に脂質が少ない食材なので、アレルギーが出にくい原材料であるといえます。また、皮膚の健康維持や老化防止に役立つビタミンB2が豊富に含まれているので、アレルギー症状の緩和も期待できますよ。
ラム肉を使用したキャットフードのデメリット
ラム肉を使用したキャットフードのデメリット
- 価格が高い
ラム肉は「高タンパク」「低カロリー」「ビタミンやミネラルが豊富」など栄養価に優れる食材ですが、主原料に使われることが多いチキンやビーフと比べると高価です。
ラム肉を使用したキャットフードの注意点
ラム肉を少量しか使用していないのにも関わらず、大々的にラム肉を主原料に使用していると表記しているメーカーも多いです。
また、保存料や劣悪な肉の部位をそのまま使用しているフードメーカーも少なからず存在します。ラム肉だからと安易に購入するのでなく、しっかりと原材料をチェックしてから選んであげることが大切ですよ。