チキンよりも低脂肪かつ高タンパク質な食材として注目されているラム肉。アレルギー反応も起こしにくいことから、キャットフードの主原料としても最適です。
この記事ではラム肉を原材料に含むキャットフードの中でおすすめな商品、ラム肉を使用している有名9種を比較していますよ。
この記事でまとめたこと
ラム肉を使用したおすすめのキャットフード1. ジウィピーク

得点 | 100点 |
---|---|
メイン食材 | ラム生肉、シープレバー生肉、ニュージーランド緑イ貝 等 |
酸化防止剤 | 混合トコフェロール(ビタミンE) |
人工添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用 |
内容量 | 400g |
購入価格 | 2920円(税込) |
ジウィピーク エアドライ キャットフード ラムは、主原料の98%にラム肉を使用している動物性タンパク質特化型のキャットフードです。
ラム肉は、数ある動物性タンパク質の中でも「必須アミノ酸」が豊富に含まれているという特徴がありますよ。
粗悪な原材料や猫の体に害になる合成添加物も使用されていない、すべての猫におすすめできるフードです。
体重ごとの1日あたりの価格
1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg | 8kg | 9kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg | |
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価格(円) | 128 | 215 | 292 | 362 | 428 | 490 | 550 | 608 | 664 | 719 | 974 | 1209 | 1638 | 2032 | 2403 |
ジウィピークの原材料や成分分析など詳しくはこちらの記事です。
ラム肉を使用したおすすめのキャットフード2. アーガイルディッシュ ワトルキャット

得点 | 93点 |
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メイン食材 | カンガルー肉、ラム肉 |
酸化防止剤 | ビタミン |
人工添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用 |
内容量 | 2.0kg |
購入価格 | 4665円(税込) |
アーガイルディッシュ ワトルキャットはカンガルー肉とラム肉が主原料のキャットフードです。
合成の酸化防止剤や着色料は一切使用されていない無添加フードで、穀物も不使用です。日本人が愛猫の生活環境や食習慣を考慮して、丹精込めて出来上がったフードですよ。
「有機認証」のロゴも付いている安心安全な商品です。
体重ごとの1日あたりの価格
1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg | 8kg | 9kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg | |
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価格(円) | 66 | 111 | 150 | 186 | 220 | 252 | 283 | 313 | 342 | 370 | 501 | 622 | 842 | 1045 | 1236 |
アーガイルディッシュの原材料や成分分析など詳しくはこちらの記事です。
ラム肉を使用しているキャットフード、9種比較表

フード名 | 得点 | 主原料 | 内容量 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
ジウィピーク | 100点 | ラム生肉 | 400g | 2920円 |
フィーラインナチュラル | 95点 | チキン、子羊 | 320g (水でもどすと1.28kg) |
5751円 |
アルモネイチャー | 95点 | ラム、鶏、ターキー、豚 | 85g | 194円 |
FORZA10 | 95点 | 有機飼育されたラム肉 | 100g | 302円 |
クプレラ | 94点 | ラム肉 | 1.81kg | 3477円 |
アーガイルディッシュ | 93点 | カンガルー肉、ラム肉 | 2kg | 4665円 |
N&Dグレインフリー | 91点 | 新鮮な骨抜きラム肉(28%) | 1.5kg | 4428円 |
C&Rプレミアム | 90点 | ラム肉 | 900g | 1976円 |
ワイソン | 73点 | ラム肉ミール | 2.27kg | 3672円 |
ラム肉を使用したキャットフードのメリット

ラム肉を使用したキャットフードのメリット
- 脂肪分が少ない
- 栄養素が豊富
- アレルギーになりにくい
ラム肉を使用したキャットフードのメリットは「脂肪分が少ない」「栄養素が豊富」「アレルギーになりにくい」の3点です。
脂肪分が少ない
100gあたりの脂肪分はチキンが14g、ラム肉が16gなので、ラム肉の脂肪分はチキンの114%と計算することができます。
主原料として使われることの多い、ポーク(34.6g)やビーフ(32.9g)と比べても脂肪分がずば抜けて低いことがわかりますね。
融点※1が、他の肉類に比べて高いこともヘルシーとされる理由の1つです。ラム肉の融点は44°で猫の平均体温である38~39°よりも高くなっています。ポークが28°、ビーフが40°、チキンが30°なので、ラム肉の融点が特に高いのがわかりますね。
栄養素が豊富
ラム肉には、アルギニン、メチオニン、ヒスチジン、 フェニルアラニン、イソロイシン、トレオニン、ロイシン、トリプトファン、リジン、バリン、 タウリンの11種類の必須アミノ酸がバランスよく配合されています。
疲労回復や糖質の代謝に役立つビタミンB1、皮膚や粘膜の健康維持に期待ができるビタミンB2、貧血ケアに役立つビタミンB12などのビタミンB群や、鉄や亜鉛を供給するのに役立つミネラルも豊富に含まれています。
また、ラム肉には脂肪燃焼や抗酸化作用に優れるカルニチンがポークの2倍近く含まれているので、代謝が高まり太りにくいです。
アレルギーになりにくい
一般的に猫のアレルギーは穀物や添加物などが原因で発症する事が多いとされていますが、動物性タンパク質が原因となる場合もあります。
動物性タンパク質が原因の場合には肉類の脂質が問題となるため、ビーフやポークなどの脂質が多い肉はアレルギーを発症しやすくなるのです。
ラム肉はチキン同様に脂質が少ない食材なので、アレルギーが出にくい原材料であるといえます。また、皮膚の健康維持や老化防止に役立つビタミンB2が豊富に含まれているので、アレルギー症状の緩和も期待できますよ。
ラム肉を使用したキャットフードのデメリット

ラム肉を使用したキャットフードのデメリット
- 価格が高い
ラム肉は「高タンパク」「低カロリー」「ビタミンやミネラルが豊富」など栄養価に優れる食材ですが、主原料に使われることが多いチキンやビーフと比べると高価です。
ラム肉を使用したキャットフードの注意点

ラム肉を少量しか使用していないのにも関わらず、大々的にラム肉を主原料に使用していると表記しているメーカーも多いです。
また、保存料や劣悪な肉の部位をそのまま使用しているフードメーカーも少なからず存在します。ラム肉だからと安易に購入するのでなく、しっかりと原材料をチェックしてから選んであげることが大切ですよ。