ロイヤルカナン エイジング12+は安全?原材料を徹底評価!口コミや評判もチェック

「ロイヤルカナン エイジング12+」は12歳以上の猫向けに製造されたキャットフードです。

この記事では「ロイヤルカナン エイジング12+」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン エイジング12+」の口コミは?

良い口コミと悪い口コミを、それぞれ分けて評価しています。

良い口コミ

喜んで食べてます
今までもカリカリのご飯をあげて居ましたが、12才になるので食べづらそうにして居ましたが、こちらに替えてからは大分食べやすそうです。
シャンプー
出典:Amazon「ロイヤルカナン FHN エイジング 12+ 猫用 2kg」レビュー
食いつき良い
粒が大きい方どうかな?と思いましたが、とても食いつきがよく、成猫も横取りするくらいです。
定期購入したいけれど、扱っていないのが残念です。
価格が安い所を狙って、買っていきます
りぞっと
出典:Amazon「ロイヤルカナン FHN エイジング 12+ 猫用 2kg」レビュー
中身は柔らかくて、美味しいみたいです!
餌をあげると直ぐにとびつきます。
美味しい様です。
高齢になってきて、粒の大きい物は、のざえてしまうので、粒の大きさも丁度良い様です。
池田
出典:Amazon「ロイヤルカナン FHN エイジング 12+ 猫用 2kg」レビュー

 
良い口コミでは「食いつきが良い」「食べやすそう」「粒の大きさがちょうど良い」の声が見られました。

本フードへ飛びつくように食べ始める子や、他の子も食べたがるような様子が見られます。猫によっては好みの味なのでしょう。しっかり食べてくれると、飼い主さんも安心しますよね。

また、本フードは通常のドライフードとは違い、2重構造の作りになっています。外はカリカリ、中身は柔らかいといった2つの食感が味わえるようですね。

歳を重ねて食欲が落ちてしまった子でも、この食感によって食欲が増すのかもしれませんね。

悪い口コミ

老猫には硬すぎるみたい。味や香りは最高なご様子
一粒が大きすぎるのと、大きさの割にとても硬いようで、食べるのに苦労していました。そのへんを気にしない猫ちゃんなら良いのでは?うちは老猫なので、止めました。
とにかく香りが濃くて大興奮でした。
シャンプー
出典:Amazon「ロイヤルカナン FHN エイジング 12+ 猫用 2kg」レビュー
自動餌やり機には、不向き
粒が大きいので、自動餌やり機では、詰まって出てこないです。
一粒づつ包丁でカットしました。根気がいります。粒が小さければ問題なしです。
大崎
出典:Amazon「ロイヤルカナン FHN エイジング 12+ 猫用 2kg」レビュー

 
悪い口コミでは「食べづらそう」「食べなかった」「粒が大きい」といった声が見られました。

猫によっては、フードの粒が大きく感じられるようです。また好みの味ではないのか、食べてくれなかった子もいるようです。
これらの場合、ぬるま湯でふやかしてあげたり、細かく砕いてみたり、他のフードに混ぜてあげたりと工夫を取り入れることで解決できそうです。ひと手間を取り入れることで、食欲が刺激されたり食べやすくなるでしょう。

飼い主さんによっては自動給餌器を使っている方もいると思います。機械によっては、本フードの大きさや四角い形が合わずに使えない場合もあるようです。その場合は、飼い主さん自身で砕くしか方法は無さそうですね。

口コミのまとめ

全体的にみると、良い口コミが多く評価の高いキャットフードであることがわかりました

食い付きが良いという声が多くみられましたので、猫にとって美味しいフードなのでしょう。今までフードが定まらなかった方で、本フードに落ち着いたという声も見られます。もし同じような悩みを抱えているようであれば、ぜひ試してみてくださいね。

一方で、猫によって粒が大きく感じる場合があるようです。また、四角い形状が食べづらいと感じる子もいるようです。食べやすく加工する必要性が出てくるかもしれないので、その点を面倒だと思う方は別のフードを検討しましょう。

 

キャットフード「ロイヤルカナン エイジング12+」の評価の内訳は?

猫 素材

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源でない「植物性分離タンパク」を使用しています。

 

その他原料の評価

粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「小麦粉」「動物性脂肪」「米」「コーン」「加水分解タンパク(鶏、七面鳥)」「魚油」「大豆油」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表はキャットフード「ロイヤルカナン エイジング」の詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。

 

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤は使用されていませんでした。

代わりに天然由来の酸化防止剤「ミックストコフェロール」「ローズマリーエキス」を使用しています。

 

人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)

猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした

 

タンパク質

AAFCO最低基準

  • 子猫:30.0%以上
  • 成猫:26.0%以上

AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「29.9%以上」と、成猫の基準は満たしているが、子猫の基準は満たしていません。

 

粗脂肪

AAFCO最低基準

  • 子猫:9.0%以上
  • 成猫:9.0%以上

AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「18.2%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン エイジング12+」の基本情報は?

猫 かわいい 素材
赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

商品名 ロイヤルカナン エイジング12+
分類 総合栄養食
定価 4130円(税込)
内容量 2kg
カロリー 408kcal/100g
賞味期限 開封後:1~1.5ヶ月
生産国 フランス
販売元 ロイヤルカナンジャポン
対応年齢 12歳以上
メイン食材 植物性分離タンパク
穀物 小麦粉コーン
酸化防止剤 ミックストコフェロール、ローズマリーエキス
人工添加物 不使用
粒の大きさ 1cm前後
問合せ先 0120-125-850
配達までの期間 1週間前後(Amazon)

キャットフードの安さの秘密や、コスパの良い食品の見抜き方はこちらの記事にまとめています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン エイジング12+」の詳しい原材料と成分一覧は?

猫 かわいい 素材

ロイヤルカナン エイジング12+の原材料

赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

主原料 植物性分離タンパク
その他原材料 小麦粉動物性油脂、肉類(鶏、七面鳥)、とうもろこし、植物性繊維、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、チコリ―、魚油大豆油、酵母および酵母エキス、トマト(リコピン源)、フラクトオリゴ糖、サイリウム、緑茶抽出物(ポリフェノール源)、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、グルコサミン、ルリチシャ油、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン、L-リジン、L-トリプトファン、L-カルニチン)、βーカロテン、ミネラル類(K、Ca、Cl、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
※超高消化性タンパク(消化率90%以上)

「フラクトオリゴ糖」「マンナンオリゴ糖」には便秘を解消する役割が期待されています。愛猫の便臭が気になる方にもおすすめですよ。

便秘対策のキャットフードについてはこちらの記事、便臭対策のキャットフードについてはこちらの記事で詳しく確認頂けます。

ロイヤルカナン エイジング12+の成分分析値

成分名 成分含有率 乾燥重量比
粗タンパク質 28.0%以上 29.9%以上
粗脂肪 17.0%以上 18.2%以上
粗繊維 5.4%以下 5.8%以下
粗灰分 5.8%以下 6.2%以下
水分 6.5%以下
乾燥重量比…フード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のこと。AAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。

粗脂肪量は17%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン エイジング12+」のオススメの猫や飼い主は?

オススメの猫や飼い主

  • 穀物にアレルギーがない猫
  • 鶏にアレルギーが無い猫
  • 食欲が落ちた猫
  • 腎臓の健康サポートをしたい人
  • 原材料を気にしない人
  • フードにお金をかけられる人

本フードの原材料は「穀物」が多いため、消化が苦手な子やアレルギーのある子は注意が必要です。また、肉類は「鶏」「七面鳥」を使用しているので、これらの食材を食べられない子も使用は控えた方がいいでしょう。

また、原材料の詳しい産地などの情報が無いため、安全性は不安なところです。このあたりを特に気にされない方は利用してみてもいいでしょう。

本フードはカロリーが408kcalと高めになっていますので、少量の食事で満足する子にオススメです。シニア猫でも食欲旺盛な子は肥満になる可能性がありますので、量の調整を行ってくださいね。

猫は腎臓の病気になりやすい動物でもあります。そのため本フードでは腎臓の健康を維持するために「リン」の含有量を少なくしたフードとなっています。腎臓病の発症リスクを抑えたい、サポートしたいという方にはオススメです。

 

キャットフード「ロイヤルカナン エイジング12+」の賞味期限は?

猫 素材

賞味期限

  • 開封後:1~1.5ヶ月

キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

 

キャットフード「ロイヤルカナン エイジング12+」の保管方法は?

猫 素材

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

 

キャットフード「ロイヤルカナン エイジング12+」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

猫 素材
体重 目安給餌量 1日あたりの価格
1kg 21g 43円
2kg 35g 72円
3kg 47g 97円
4kg 58g 120円
5kg 69g 142円
6kg 79g 163円
7kg 89g 183円
8kg 98g 202円
9kg 107g 221円
10kg 116g 239円
15kg 157g 324円
20kg 195g 402円
30kg 264g 545円
40kg 327g 676円
50kg 387g 799円

目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン エイジング12+」の販売会社は?

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「ロイヤルカナン エイジング」は、ロイヤルカナン ジャポン合同会社で販売されています。

犬や猫を熟知し、尊重するという「Dog and Cat First」という企業哲学をもとに、主に広大な敷地にあるフランス本社で「研究」「開発」「製造」「販売」「管理」を行っています。

フランス本社以外でも、11工場をもつまでに成長し、世界92ヵ国に製品を輸出している世界的な企業です。

ロイヤルカナンはキャットフードだけでなく、ドックフード、わんちゃんねこちゃんの療法食を取り扱っています。

 

キャットフード「ロイヤルカナン エイジング12+」の購入方法は?


通販サイトの場合、「公式サイト」「Amazon」「楽天市場」から購入が可能です。

価格が安いのは「Amazon」「楽天市場」ですが、あまりにも安すぎるフードには注意しましょう。お得に購入できたと思ったら、賞味期限が近いものだった・・・なんてこともあります。

ペットショップでも購入が可能ですので、実際に商品を見てから購入されたい方や賞味期限が気になる方は、お近くの店舗で購入することをオススメします。

おいしさ満足保証

これは本商品に満足できなかった場合、返金してもらえる保証サービスです。
「食べてくれなかった」「合わなかった」などの理由から、満足できなかった場合に返金してもらえますので、安心して利用できますね。

いくつか条件があるので、まとめてみました。

  • はじめて購入した人のみ
  • 原則として初回1袋のみ
  • 1kg以下のドライフードのみ
  • 購入後3ヶ月以内
  • ネットや通信販売での購入品も可能
  • 送料やポイントは返金対象外

 
詳しい内容は、公式サイトを確認してみて下さいね。

 

編集部まとめ

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体の弱くなりがちなシニア猫の体への負担を少なくする目的のキャットフードですが、「主原料が動物性タンパク質でない」「穀物を使用している」ため、積極的におすすめすることはできません

主原料には消化吸収率が90%以上の「植物性分離タンパク」が使用されていますが、肉食動物の猫に植物性のタンパク質を与えるのは違和感があります。どの植物を使用しているのか判断できないため、品質面でも不安があります。

また「小麦粉」「米」「とうもろこし」などの消化しにくい穀物も使用されているため、結果的に体への負担が大きくなってしまうことが考えられますよ。

愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。

pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。

以前は「BHA」「没食子酸プロピル」といった合成酸化防止剤を使用していましたが、現在は天然由来の「ミックストコフェロール」「ローズマリーエキス」が使用されていますので、前よりも安全性は高まったと言えます。

「無添加」のキャットフードについてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。

体に負担をかけない食事を考えるのであれば、猫本来の食事に近い「動物性タンパク質」を含む肉類が主体のキャットフードが望ましいですよ。

こちらのページでは、シニア猫にもおすすめできるキャットフードを紹介していますのでぜひ参考にしてくださいね。
 

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