無添加でおすすめのキャットフードランキング！30種を徹底比較！

愛猫の健康を考えて無添加のキャットフードを選んであげたい！と考えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

国産ならなお良い、なんて方もいらっしゃると思いますが、国産で無添加のキャットフードは意外にも多くはありません。海外のペット先進国のほうが無添加であったりグレインフリーであったり、国産以外に注目するのもおすすめです。

この記事では、国内外問わず無添加でおすすめのキャットフードや、30種類を比較した表を紹介しています。

愛猫のご飯選びに参考にしてみてください。

全100種類のキャットフードをいくつかの基準をもとに徹底調査、検証！
愛猫にあったキャットフードの選び方、探し方を以下の記事でご紹介しています！

キャットフード買うならこれで決まり！
おすすめ15選を徹底分析

100種類ものキャットフードの安全性を比較！これを与えれば間違いなしのおすすめ15選をご紹介します。

その他キャットフードにまつわるお役立ち情報も満載！

「安全性満点のキャットフード15選」の詳細をみる

無添加のキャットフードとは？

「無添加」とは、防腐剤や発色剤・着色料などの添加物や自然界にはない人工的に合成された化合物が使用されていないことをいいます。天然由来の添加物のみを使用していると考えると分かりやすいですね。

ただ、無添加とは「特定の物質が使用されていない」という意味なので、特定の物質の基準があるわけではありません。

無添加とオーガニックとの違い

「オーガニック」は、農薬や化学肥料を最小限しか使用しないことで、有機肥料だけを使って生産された(有機栽培)有機農産物のことをいいます。

無農薬のことをオーガニックということもありますが、国によってオーガニックの規定が異なるので無農薬＝オーガニックとは言い切れません。

どのオーガニック認証機関の承認を受けているかによって有機の意味合いが変わってくるので、きちんと確認するようにしてくださいね。

無添加キャットフードのメリット・デメリットは？

無添加フードのメリット・デメリットについてご紹介します。

メリット

安心感がある

愛猫がいつも健康でいてくれることが、飼い主さんにとって一番幸せなことですよね。

無添加フードには猫の体に害となってしまう添加物が加えられていないので、安心して食べてもらうことができます。

添加物に由来する病気のリスクを減らせる

賞味期限が長く、安く大量に購入できるフードなどには「防腐剤」とも呼ばれる、人工的に作られた酸化防止剤が含まれています。「BHA」「BHT」などは人間の食べ物に使用されているものもありますが、ペットフード安全法にて使用量が定められています。

BHA、BHTには発がん性が…とも言われていますが、健康被害が出るラインを量るための試験であり、大量投与した結果発がん性があることが分かっています。ペットフード安全法で定められている数値であれば問題ありません。

引用元：ペットフード安全法｜基準規格等

カラフルなフードには着色料が使われていることも多いのですが、猫は色ではなく匂いで食べ物を判断するので猫の食欲促進に役立っていません。わざわざ色をつけているのは、その方が飼い主さんの目を引いて売れるからです。

着色料はほとんどが石油由来で、種類によっては発ガン性やアレルギーを引き起こす可能性があります。

肥満や病気のリスクを減らせる

添加物の中には、香料など、猫の食いつきを良くするためのものも含まれています。香料は、原材料が新鮮でない場合にそれを補う目的で足している場合もありますし、いい匂いなので猫がフードを食べ過ぎてしまう一因とも考えられます。

もちろん、美味しそうにご飯を食べてくれると嬉しいですし、ご飯を食べないとそれはそれで病気になってしまうため良くないですが、食べ過ぎて肥満になってしまうのは避けたいところです。

デメリット

食いつきが良いとは限らない

無添加フードは、猫によってはあまり食いつきが良くないことがあります。特に今まで添加物の入ったフードを食べていた子は、香料の入っていない無添加フードを好まず興味を示さない可能性も。

そういう場合は、もともと食べていたフードに無添加フードを少しだけ混ぜて食べさせるところからスタートして、徐々にその量を増やしていくなどフードを切り替える工夫が必要です。10日くらいかけてゆっくりとならしてあげるのがいいですね。

賞味期限が短い

無添加フードはその名の通り無添加なので、人工的に作られた酸化防止剤が含まれていません。そのため、あまり長持ちしないというデメリットがあります。

賞味期限内に食べきれる量だけを購入し、なくなる頃に新しいフードを買い足す必要があります。大量にフードを買い置きすることができないので、飼い主さんにとっては少し手間がかかってしまいます。

販売ルートが限られている事が多い

無添加フードは、店舗などであまり置かれていないこともあります。添加物の入っているフードの方が安くて売れ線だからです。

通販などを利用する手もありますが、その場合は賞味期限がどのくらいなのかを事前に確認してから購入するのがおすすめです。

無添加キャットフードを選ぶポイント

無添加のキャットフードを選ぶときのポイントは、

✓塩分の量
✓カロリー
✓賞味期限
✓安全性
✓グレインフリー/グルテンフリー
✓猫の年齢

この6つです。ひとつずつご紹介していきます。

塩分の量

キャットフードには成分表があり、そこに「ナトリウム」などと表記されているものが塩分です。

ナトリウムは、体内で血液の量や細胞間液の水分量をコントロールしたり、体内の酸とアルカリのバランスを調整したりと様々な働きをしていて、適量であれば健康維持に必須の栄養素です。

キャットフードの栄養基準値では、「ナトリウムを100g中、これ以上入れてください」という基準は設けられていますが、「ここまでしか入れないでください」という基準は設けられていません。

塩分が多いと腎臓に負担がかかる

人間にとって塩の摂りすぎは生活習慣病などにつながるイメージがありますよね。ですが猫は人間よりナトリウムを排出するのが上手なので、最高基準は設けられていないのです。

「塩分のせいで血圧が高くなってしまった！」ということは猫には起こりにくいと考えられています。

猫はあまり水を飲まない動物で人間と違って汗もかきません。そのため、おしっこが濃くなってしまいます。

あまり塩分の多く含まれるフードを与えてしまうと腎臓に負担がかかってしまい、病気になってしまうことも。当然、塩分の多い人間の食べ物を与えるなんてもってのほかです。

愛猫によっては要注意

シニア猫や腎臓が弱っている猫、心臓が弱っている猫に与えるフードは、特に塩分に注意が必要です。腎臓の機能が低下していると、ナトリウムをうまく排出することができません。

また、ナトリウムは体内に水分をためる性質があるので、多く摂取すると体の中の循環血液量が増えてしまい心臓に負担がかかってしまうことが考えられます。

塩分を取ると必ずそういう病気になるということではありませんが、猫の負担を減らすために少し塩分を制限してあげたいですね。

カロリー

高カロリーなフードの方が猫の食いつきがいいことも多いですが、食べすぎると猫も肥満になってしまいます。

「まん丸とした猫の方が可愛い」という気持ちもわかりますが、肥満は肝臓などさまざまな病気の原因になりかねません。あまりにもカロリーが低すぎるのも問題ですが、年齢や体格、運動量に合わせて最適なカロリーのフードを与える必要があります。

愛猫の体型を見て触って、肥満度を確認しましょう。引き締まった健康的な体型は病気のリスクを減少させ、長寿の秘訣でもあります。

賞味期限

結論からいうと、フードは賞味期限の短いものの方が良いです。賞味期限が長いものは、それだけの添加物(保存料)が含まれていることを表しています。

ただし、人工物ではない自然由来の保存料を使用している場合も。買い溜めしたいときは、原材料をチェックしローズマリーなど自然由来の保存料を使っているフードを選びましょう。

安全性

キャットフードは、「無添加ならなんでも安全」というわけではありません。

キャットフードの安全基準は、実は国によって異なります。この場合の「国」というのは、販売している国ではなく、生産している国です。

そしてこの安全基準に関しては、ペットを飼うという歴史が長い国ほど安全基準が高い傾向にあります。ペットを飼う歴史の長いアメリカには、検査機関が存在していて、その検査を通ったものしか販売できません。

特に猫を飼う習慣のある国で生産されたフードが安心で、アメリカ、イギリス、カナダなどのものがおすすめと言われています。

日本は2009年にペットフード安全法が制定されましたが、世界的に見るとまだまだ歴史が浅い国です。「食べ物は国産が安心！」と思っていても、猫のフードに関しては海外産のものも視野に入れるのがおすすめです。

グレインフリー/グルテンフリー

グレインフリーとは、穀物が一切使われていないフードのことで、グルテンフリーは、大麦・小麦・ライ麦などに含まれるグルテンというタンパク質が一切入っていないフードです。

つまり、グルテンフリーのフードには、グルテン以外の穀物は含まれている可能性があります。

猫の体は穀物そのままの状態では消化できず加熱処理をすれば消化できるようになりますが、それでも食べすぎるとよくありません。

穀物アレルギーの場合も考えると、グレインフリーのものがおすすめです。

猫の年齢

猫は年齢によって必要な栄養素が異なります。1歳までが子猫、1〜7歳が成猫、7歳からがシニア猫となっています。

たとえば体をつくっていく段階の子猫向けのフードは、カロリーが高めでたんぱく質も多く含まれています。反対に、体が成長しきった大人の猫に子猫用のフードを与えていると肥満の原因に。

特にシニア猫に子猫用のフードを与えると、腎不全などを引き起こしてしまうこともあります。

保護猫などで実際の年齢がわからない場合は、獣医さんに大体の年齢を確認してもらい年齢に適したフードを与えるようにしてくださいね。

にいがたペット行動クリニック 白井春佳さんのコメント
無添加キャットフードを選ぶことで、ネコちゃんの健康を守ることに繋がります。そして、添加物の安全性を確かめるために、動物実験が行われていることも多くあります。添加物を入ったものを避けることで、一緒に暮らしているネコちゃんを守るだけでなく、多くの動物の負担を減らすことにも繋がります。

おすすめ無添加キャットフード5選

1：モグニャン

「愛猫の健康には毎日の食事が一番重要」という考えのもと、愛猫にとって本当に良いものだけを厳選して作られているモグニャン。

酸化防止剤を使用していますが、それらは自然由来の原材料でできており保存料や着色料、着香料などの不要な合成添加物は使用されていません。

主原材料には高タンパクで栄養価の高い白身魚が65%使用されており、健康な体作りに必要不可欠なタンパク質をしっかりと摂取することができます。

また高タンパクでありながらも脂質とカロリーが比較的抑えられているため、体重管理を必要とする愛猫やシニア猫への給餌にも適したキャットフードですよ。

初回は半額で購入できるため、「買いやすさ・試しやすさ」も評価して1番のおすすめです。

体重ごとの1日あたりの価格

＼高級品質のキャットフード／

モグニャンの詳細は下記記事をチェック
→モグニャン キャットフードは安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

2. 犬猫生活キャットフード 国産の生鶏肉

犬猫生活キャットフードは穀物を一切使用していない、グレインフリーのキャットフードです新鮮な肉と魚をふんだんに使用しており、産地も明記されているので安心できます。

基本的に国内で作られた食材をメインに使用しており、どれも人間が食べられるレベルのもの。自分たちが口に入れて問題ないものを愛猫に与えられるのは嬉しいですよね。

さらに食物繊維が豊富で消化吸収の良いオリゴ糖やサツマイモ、リンゴなどが配合されており、お腹にも優しいキャットフードです。

今回紹介したのは鶏肉メインのフードですが、魚好きな子におすすめな「金沢港の朝獲れ魚」もあるため、愛猫の好みに合わせて選ぶこともできます。ぜひお試しください。

体重ごとの1日あたりの価格

＼こだわりぬいたキャットフード／

犬猫生活キャットフードの詳細は下記記事をチェック
→犬猫生活キャットフードオールステージ 国産の生鶏肉(レガリエキャットフード)は安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

3：カナガン

穀物や香料、着色料を不使用であることにこだわり、食品工場から仕入れた肉・魚を使用した高品質の原材料で作られているカナガン。

徹底的な品質管理がされている安心・安全なキャットフードの代表格です。

主原材料のチキンにはタンパク質はもちろん、ビタミンやリン、セレンなどの栄養素も多く含まれており、栄養をバランス良く摂取することができます。

また猫が体内で合成することがほとんどできないタウリンも豊富に含まれているため、愛猫の健康維持にもおすすめのキャットフードです。

体重ごとの1日あたりの価格

＼愛猫が喜ぶおいしさ／

カナガンチキンの詳細は下記記事をチェック
→カナガンキャットフードチキンは安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

4：オリジン

オリジン キャット&キティは生物学的に適正なフード作りの原則のもと、原材料の90%に動物性タンパク質源の肉や魚を使用し、本来肉食動物である猫が本能的に求める食事スタイルを再現したキャットフードです。

愛猫の健康を害する恐れのある不要な添加物の使用はありません。天然由来のローズヒップを使用することで酸化を抑え、フードの腐敗や劣化を防止しています。

また穀物やレダリングミートなどの粗悪な原材料も一切使用されていないため、大切な家族の一員である愛猫に安心して与えることができます。

体重ごとの1日あたりの価格

オリジンキャットフードの詳細は下記記事をチェック
→オリジンキャットフード(キャット&キトゥン)は安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

5：アカナ

アカナ パシフィカには消化吸収に優れた魚由来の動物性タンパク質が豊富に含まれたキャットフードです。

信頼の置ける漁獲者や生産者から届けられる自然の旨味が詰まった新鮮な原材料のみが使用されているため、嗜好性を上げる目的で用いられる着香料や着色料などの不要な人工添加物を使用せずとも、抜群の嗜好性と栄養バランスが実現されています。

また猫が消化を苦手とする穀物も使用されていないので、愛猫の体にも負担をかけることのない商品です。

体重ごとの1日あたりの価格

アカナの詳細は下記記事をチェック
→アカナキャットフード(パシフィカキャット)は安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

無添加キャットフードと添加物を使用しているフード30種比較表

無添加フードは軒並み高得点

無添加フードとは添加物不使用のフードのことで、上記の表中では16種類が該当します。

なかでも「カナガン」「シンプリー」「オリジン」「アカナ」「ヤラー」「ジャガー」「モグニャン」などのプレミアムフードと呼ばれるフードの多くは軒並み高得点を獲得していますね。

最高のフードと出会うための必要栄養素とは？

タンパク質

タンパク質は肉食動物である猫にとって最も欠かせない成分であり、筋肉や皮膚、臓器を作る素となります。

肉や魚介類に多く含まれていますよ。

脂肪

脂肪はエネルギー源になるだけでなく、臓器の保護や細胞膜の生成など健康維持に欠かせない成分です。

猫は体内で脂肪に含まれる脂肪酸を生成することは出来ないので、毎日の食事から摂取する必要があるのです。

ビタミン

ビタミンには、体を構成する成分が上手に働くようにサポートする役割があります。

不足すると栄養バランスが崩れるため、健康に毎日を過ごせなくなってしまいます。

ミネラル

ミネラルは健康な体の維持に欠かせない栄養素です。

他のミネラルと結合して働くことが多いので、特定のミネラルだけでなく全体のバランスを意識して摂取することが大切です。

にいがたペット行動クリニック 白井春佳さんのコメント
ネコちゃんの理想な食事のポイントは「良質なタンパク質を豊富に含んだ食事」、「必須栄養素をバランスよく摂ること」。肉食動物のネコちゃんは、穀物の消化吸収がとっても苦手なんです。良質な食事でなおかつ、wholefood（丸ごと食べられる食事）にできるだけ近い食事が理想的と言われています。理想的な食事に近づけることで、腸内環境を整えることにも繋がり、セロトニンが増えることで、リラックス感や幸福感がupします。

無添加のキャットフードの基準は？添加物とはコレのこと！

以下粗悪な添加物が一切含まれていないキャットフードを、当サイトでは「無添加」と呼んでいます。

酸化防止剤(防腐剤)

数ある酸化防止剤の中でも特に粗悪な添加物が、「エトキシキン」「BHA(ブチルヒドロキシアニソール)」「BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)」の3つです。

酸化防止剤はキャットフードの鮮度を保つために欠かせないものですが、上記の3つには毒性があるため、天然由来のものを使用しているキャットフードを選ぶようにしてください。

それぞれの詳しい健康被害事例以下の通りです。

BHA

様々ながん・変異原性(遺伝子への毒性)・染色体異常・歩行失調・消化器出血が報告されています。

BHT

発がん性はそこまで高くないとされているものの無眼症や脱毛・染色体異常による胎児の奇形・異常行動の疑いがあり使用を禁止しているところも多くあります。

エトキシキン

特に毒性が強く、人の食材への使用や農薬・家畜の飼料にも使用は禁止されています。活動性の低下・運動失調・低体温や歩行困難・異常行動などが報告されており。大量に摂取すると最悪の場合死に至ります。

ただ、BHA、BHT、エトキシキンはペットフード安全法で使用量が決められています。基準を満たしているキャットフードしか製造できないので、過剰にこれらを摂取することはありません。

愛猫のために徹底的に気を付けたい方は、自然由来の添加物が使われているものを選びましょう。

引用元：ペットフード安全法｜基準規格等

上記の酸化防止剤が含まれていないキャットフード

カナガン、シンプリー、オリジン、アカナ、ヤラー、ジャガー、モグニャン、ファインペッツ、ピュリナワングレインフリーチキン
、フィーラインナチュラル、FORZA10、日本のみのり、プロパック、グリーンフィッシュ、カークランド、ビューティープロ、ねこ姫、シーバ、モンプチ、シーバデュオ、コンボ、ねこ元気、懐石、スマック

保存料

保存料も酸化防止剤と同じくキャットフードの鮮度を長持ちさせるために使用されます。

食中毒を防いだり鮮度を維持するために欠かせない添加物ですが、使われている物質によっては体に害を与えるので注意が必要です。

ソルビン酸類(ソルビン酸やソルビン酸カルシウム・ソルビン酸カリウムなど)

アレルギーや発育不良・肝臓障害を引き起こすほか、亜硝酸ナトリウムと反応することで発がん性物質のエチニル酸を形成します。

パラオキシ安息香酸・安息香酸ナトリウム

変異原性のある危険な物質です。猫は安息香酸への耐性がとても低く、体重1kgに対して300gが致死量であると考えられています。

安息香酸や安息香酸ナトリウムはアスコルビン酸(ビタミンC)と一緒になるとベンゼンを形成します。ベンゼンは揮発性の溶剤で、プラスチックや爆薬・洗剤などの原料として使われている発がん性の有機化合物です。

プロピレングリコール

腸閉塞やがん性の腸障がいなどの消化器の疾患を引き起こすといわれています。

没食子プロピル

BHAやBHTの2倍危険であるとも言われています。

上記の酸化防止剤が含まれていないキャットフード

カナガン、シンプリー、オリジン、アカナ、ヤラー、ジャガー、モグニャン、ファインペッツ、ピュリナワングレインフリーチキン
、フィーラインナチュラル、FORZA10、日本のみのり、プロパック、グリーンフィッシュ、カークランド、ビューティープロ、ねこ姫、シーバ、モンプチ、シーバデュオ、コンボ、ねこ元気、懐石、スマック

発色剤

発色剤は食品を変色させないために使用されますが、猫は見た目で餌の良し悪しを判断するわけではありません。

亜硝酸ナトリウム

嘔吐やチアノーゼ・動悸・血圧の降下を起こし、継続して摂取し続けるとがんを発症させる食品添加物の中でも最も危険な部類に入ります。魚介類や肉類などのたんぱく質の成分でアミノ酸の一種である「アミン」と結合して、ニトロソアミンになります。

発がん性のあるニトロソアミンは、亜硝酸を含むものとアミンを含むものを一緒に食べると胃の中で発生します。

魚を焼いた時にできる2級アミンと亜硝酸が胃の中で一緒になってしまうことで強力な発がん性物質になり、胃の中という酸性の環境で働きが活発になることがわかっています。

硝酸カリウム

保存料との相乗毒性として発がん性物質になります。胎児の奇形を招いたり、アレルギーや遺伝毒性もある非常に危険な添加物です。

上記の酸化防止剤が含まれていないキャットフード

カナガン、シンプリー、オリジン、アカナ、ヤラー、ジャガー、モグニャン、ファインペッツ、ハッピーキャット、アニモンダ、FORZA10、日本のみのり、プロパック、グリーンフィッシュ、ビューティープロ、ねこ姫、jpスタイル『和の究み』、シーバ、アイムス、モンプチ、シーバデュオ、コンボ、フリスキー、カルカン、ゴールデンネックス、ねこ元気、懐石、スマック、キャトリート

着色料

着色料も発色剤と同様にキャットフードに使用する必要が無いもので、飼い主さんの購買意欲をそそる目的で使用されている物質です。

着色料は動物愛護先進国のアメリカやヨーロッパ各国ではほとんどが禁止されていて、人の食料には使えないものが大半です。

タール色素

赤色2号、黄色5号のように名前に数字の入っている着色料はすべて石油が原料のタール色素です。蕁麻疹や喘息などのアレルゲンになったり発がん性・染色体異常・異常駆動などを引き起こします。

コチニール着色料

エンジムシという虫からつくられた着色料ですが、製造過程でたんぱく質が混ざってしまうためアレルギー症状を引き起こすことがあります。

コチニールのアレルギー発症率は非常に高く、摂取すると発疹や喘息・アナフィラキシーショックを起こすことがあります。

紅こうじ色素

危険ではないと思われがちですが、猫への安全性は証明されていません。

上記の酸化防止剤が含まれていないキャットフード

カナガン、オリジン、アカナ、ヤラー、ジャガー、モグニャン、FORZA10、日本のみのり、プロパック、グリーンフィッシュ、カークランド、ビューティープロ、ねこ姫、アイムス、シーバデュオ

にいがたペット行動クリニック 白井春佳さんのコメント
ネコちゃんが無添加のキャットフードを食べなくても…この情報を『知っていること』がとても大切なことです。無理に食べさせようとすることで、ご飯に対して嫌悪感等のマイナスなイメージを持ってしまうこともあります。何よりもネコちゃんにとって『ご飯の時間＝美味しい、楽しい時間』であることが１番大切になります。

国産の無添加のキャットフードは少ない？

無添加でも、穀類や副産物を使用している印象があります。また、主原料に動物性タンパク質を使用していないのも気になりました。

無添加だから良いキャットフードということではありませんよ。添加物以外にも注意すべき原料はあります。詳しくはこちらの記事を確認してくださいね。

無添加キャットフードの悪い口コミは？

悪い口コミに対する考察

無添加の影響か、食いつきがあまりよくないという口コミも多くみられます。

食欲を増す目的で添加物が使用されていることも多いです。ただ、添加物は猫の体に必要ではないもので、できる限り天然由来の成分を使用しているものを選んであげることが大切ですよ。

また、もちろん食の好みは猫によって異なります。まずはサンプル、もしくはお試し用を購入して様子を見るのも検討してみてください。

使われている添加物の良し悪しを判断することが大切！

合成添加物のすべてが粗悪であるというわけではありませんし、食べてすぐに体調を崩したり病気を発症するわけでもありません。

しかし、愛猫が体調を崩した・病気になってしまったという事例が報告されているのは事実です。

添加物の中には発がん性が認められているものも多いので、愛猫の健康を考えるのであれば添加物不使用のフードを選ぶべきです。また、穀物も猫の体には害になるため、グレインフリーであることも大切です。

もし、無添加&穀物不使用のキャットフードの購入で悩んだときは、ぜひランキングを参考にしてくださいね。