キャラットミックスは安全？原材料を徹底評価！口コミや評判もチェック

「キャラットミックス」は、充実なラインナップで愛猫の元気と長生きをサポートしてくれる国産のキャットフードです。

この記事では「キャラットミックス かつお仕立ての味わいブレンド」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫（離乳~1歳）」と「成猫（1歳以上）」に分けて、それぞれ行っています。

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※コストは1日あたりの価格を「体重5kgの去勢・避妊済の成猫」を想定して計算しました。

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キャットフード「キャラットミックス」の口コミは？

良い口コミと悪い口コミを、それぞれ分けて評価しています。

良い口コミ

 
良い口コミでは「よく食べる」「どの種類も食べる」「安い」などの声が見られました。

食い付きは良い印象ですね。他の「キャラットミックス」を与えている方もいましたが、どの種類でもしっかり食べてくれるようです。

また、価格が安いことについての評価も高いことがわかりました。近所のドラッグストアより、通販サイトで購入する方が安いこともあるようです。どんなに良いフードでも、価格が高すぎると継続は厳しいもの。与えていて問題がないようであれば、飼い主さんにとってはお財布に優しいキャットフードになるでしょう。

悪い口コミ

 
悪い口コミでは「食べない」「着色が気になる」「嘔吐した」といった声が見られました。

食べないことに関しては、好みの味ではなかった可能性があります。ぬるま湯でふやかしたり、別のフードと混ぜて与えたりと工夫を取り入れてみましょう。

着色されている粒をみて、不安になった方もいるようです。安い点は評価しているものの、猫にとって本当に良いものか疑問を感じているように思いました。また、嘔吐してしまったという口コミも。これは心配ですよね。おそらく、使用されている原材料に合わない物があった可能性があります。愛猫の体質と合わない様であれば、すぐに使用をやめた方がいいでしょう。

口コミのまとめ

総合的に良い評価が多く見られました。

理由としては、手頃な価格で購入しやすいことと、食いつきが良いことが挙げられます。多頭飼いの方からも評価が高く、コスパが良いために継続しやすいようですね。

一方で、原材料や着色料に疑問をもつ声も見られます。原材料に含まれるものが愛猫と合わないのか、嘔吐や下痢をしてしまうといった声もみられました。

あまりにも価格が安いキャットフードなので、品質が良いものを使用している可能性は低いと考えらえます。

愛猫に与えていて問題が無ければ良いですが、少しでも体調に不安を感じることがあれば、使用を控えたほうがいいかもしれませんね。

次からは、原材料について詳しく見ていきましょう。

キャットフード「キャラットミックス」の評価の内訳は？

主原料評価

動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。

本フードの場合、主原料に動物性タンパク源ではない「穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)」を使用しています。

その他原料の評価

粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。

本フードの場合、粗悪原料である「肉類（ミートミール、チキンミール、ささみパウダー、等）」「豆類（大豆ミール、等）」「油脂類（動物性油脂、等）」「魚介類（フィッシュミール、フィッシュパウダー、かつおパウダー 等）」を使用しています。

本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「キャラットミックスの詳しい原材料と成分一覧は？」にてまとめています。

合成酸化防止剤

合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。

本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない（原材料表に合成酸化防止剤の名称がない）ことが確認できました。

本フードでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリー抽出物」「ミックストコフェロール」が使われています。

人口添加物（着色料、着香料、発色剤など）

猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。

ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。

本フードの場合、着色料である「青色1号」「赤色3号」「赤色102号」「黄色4号」「黄色5号」が使用しています。

タンパク質

AAFCOが定めるタンパク質（乾燥重量比）の最低基準を満たしているかどうか評価しています。

本フードの場合、「26.0%以上」と成猫の基準は満たしていますが子猫の基準は満たしていません。

粗脂肪

AAFCOが定める粗脂肪（乾燥重量比）の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。

本フードの場合「9.0%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。

キャットフード「キャラットミックス」の基本情報は？

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。

キャットフードの安さの秘密や、コスパの良い食品の見抜き方はこちらの記事にまとめています。

キャットフード「キャラットミックス」の詳しい原材料と成分一覧は？

キャラットミックスの原材料

赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。

「オリゴ糖」には便秘を解消する役割が期待されています。愛猫の便臭が気になる方にもおすすめですよ。

便秘対策のキャットフードについてはこちらの記事、便臭対策のキャットフードについてはこちらの記事で詳しく確認頂けます。

キャラットミックスの成分分析値

粗脂肪量は8.1％と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。

キャットフード「キャラットミックス」のメリットとデメリットは？

原材料から判断すると、安全性が高いと言えないフードです。

メリットとしては、価格が安い点と近場のお店でも購入ができること。
コスパの良いフードを探している方や、日々の買い物ついでに購入したい方などには利用しやすいキャットフードと言えるでしょう。

デメリットとしては、原材料の品質が不安であることです。
「ミール」「～等」「～類」と曖昧な表現が多く、詳しい産地や情報もないため、与えていいフードなのか不安になります。
また、本フードの主原料は「穀物」を使っており、「とうもろこし」「小麦粉」などはアレルギーの原因となる可能性があります。穀物で消化不良を起こす場合もありますので、与える際には注意が必要です。

「着色料」を使用している点も気になります。色は猫の健康に対して何のプラスにもなりません。逆にマイナスになる可能性があるかもしれないので、できれば避けたいものですね。

手頃な価格のフードを探している方や、原材料が特に気にならないという方には利用しやすいフードだと思いますが、品質にこだわりを持っている方には合わないフードかもしれません。

キャットフード「キャラットミックス」の賞味期限は？

キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。

保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。

キャットフード「キャラットミックス」の保管方法は？

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。

また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。

詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

キャットフード「キャラットミックス」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は？

目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。

キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。

キャットフード「キャラットミックス」の購入方法は？

公式サイトでの販売は無く、「Amazon」「楽天市場」などの大手通販サイトでは取り扱いが確認できました。

送料や価格はショップによって違いがありますので、信頼できるお店で購入してくださいね。

また、あまりにも安すぎるフードには注意が必要です。お得に購入できたとしても、実は賞味期限が近かった･･･という場合もあります。

本フードは、ペットショップやホームセンター、ドラッグストアなどでも取り扱っている店舗があるようなので、賞味期限が気になる方や実際に商品を見てから購入を決めたい方は、店舗での購入をオススメします。

編集部まとめ

「主原料が穀類である」「肉類がすべてミールとエキスである」「合成着色料を使用している」ことからおすすめできないキャットフードです。

猫は穀類を栄養として吸収することができません。肉食動物である猫の体には穀類（植物性タンパク質）を吸収・分解する酵素が存在しないからです。キャラットミックスには穀類が3種類（とうもろこし、コーングルテンミール、小麦粉）含まれています。

愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。

pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。

また、「ミール」「パウダー」「動物性油脂」の品質は不透明です。いずれも製造過程で食用以外の部位が混入する可能性が高いからです。

そして合成着色料をふんだんに使用していることが大きなマイナス評価です。猫の食いつきに見た目は関係ありませんし、キャラットミックスには発がん性が報告されている着色料が使用されています。

「無添加」のキャットフードについてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。

以上の理由からキャラットミックスはおすすめすることができません。当サイト編集部がおすすめするキャットフードはこちらの記事にまとめていますよ。

キャラットミックス以外の国産のキャットフードはこちらの記事から確認できます。

キャラットミックスはリンを含んでいます。リンの役割やメリット、おすすめの商品はこちらの記事で紹介しています。

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