「ファーストチョイス」は猫の健康をサポートすることをコンセプトに開発されたキャットフードです。
この記事では「ファーストチョイス 成猫1歳以上 サーモン&チキン」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
目次
キャットフード買うならこれで決まり!
おすすめ15選を徹底分析

100種類ものキャットフードの安全性を比較!これを与えれば間違いなしのおすすめ15選をご紹介します。
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キャットフード「ファーストチョイス」の特徴は?
「ファーストチョイス」は、獣医師や動物栄養学者と共同で開発されたキャットフードです。
以下の6つ特徴がわかりました。
- 鶏副産物は不使用
- 原材料には穀物類が多い
- 合成着色料・香料不使用
- トレーサビリティの確保
- 多くの基準に従って製造
- 年齢やケアに合わせたフード選択
1つずつ見ていきましょう。
鶏副産物は不使用
キャットフード「ファーストチョイス」の主原料である「鶏肉」には、副産物は使用されていません。ペットフードの安全基準を守られたものを使用していますので、粗悪なものは含まれていないでしょう。
原材料には穀物類が多い
原材料には穀類が比較的多く含まれています。これらの食材は食物繊維が多く含まれているため、便を排出を促す効果が期待できます。しかし、猫によっては穀物を苦手とする子もいます。また穀物アレルギーを持つ子もいますので、本フードを利用の際は原材料をよく確認してくださいね。
合成着色料・香料不使用
見た目をおいしそうにアピールする着色料や、人工的に作られた香料などは使われていません。酸化防止剤は天然のビタミンEを使用しています。
トレーサビリティの確保
パッケージには製品番号が割り振られ、原材料から流通経路までの経路を記録する仕組みが確保されています。流れを記録しておくことで、何か商品に問題が起きてもすぐに対応することが出来ます。こうした取り組みが行われている点は安心できますね。
多くの基準に従って製造
製造工程では、日本国内での安全基準をクリアするだけでなく、EU(欧州連合)規則・USAA(米国農務省)やCFIA(カナダ食品検査庁)などの監査や基準にも従って作られています。様々な管理基準を取り入れることで、安全性を高めようとしている姿勢が感じらますね。
年齢やケアに合わせたフード選択
本フードは子猫から成猫、シニア猫に合わせたフード選択ができるラインナップとなっています。また、トラブルの多い「下部尿路」をケアする商品や、毛玉排出をサポートする商品などもあります。愛猫の健康状態に合ったフードを見つけることができるかもしれませんね。
ただ、このフードを食べたから治るというわけではありません。病気やトラブルの治療は、獣医師さんに診てもらいましょう。その上で、本フードでサポートすると考える方がいいでしょう。利用の際も獣医師さんとよく相談してから判断してくださいね。
キャットフード「ファーストチョイス」の口コミは?
ここからは口コミを確認し、実際の使用感をみてみましょう。
良い口コミと悪い口コミそれぞれ分けて評価しています。
良い口コミ
長く食べていたカリカリご飯がニューバージョンになり見向きもしなくなって困っていた所、こちらに助けれられました。たまに飽きる時もありますが、缶詰やササミの日も作りながらお世話になってます。
ねこねこ
出典:Amazon「ファーストチョイス キャットフード 成猫 1歳以上 味にうるさい室内猫用 毛玉ケア サーモン&チキン 560グラム(×1)」レビュー
我が家の猫ちゃんはこれしか食べないのでリピートです
フッド奈緒
出典:Amazon「ファーストチョイス キャットフード 成猫 1歳以上 味にうるさい室内猫用 毛玉ケア サーモン&チキン 560グラム(×1)」レビュー
ずっとロイヤルカナンのユリナリードライだったのですが、2年ほどはストルバイトも発症してないので、こちらに切り替えてみました。ロイヤルカナンほどではありませんが食いつきも良く2匹🐱とも気に入った様子!
あまり売ってるところも無いので、リピートします。
レオとレナのママ
出典:Amazon「ファーストチョイス キャットフード 成猫 1歳以上 味にうるさい室内猫用 毛玉ケア サーモン&チキン 560グラム(×1)」レビュー
良い口コミでは「お気に入り」「食いつきが良い」「コスパがいい」という声がみられました。
飽きやすい子には、他のフードとローテーションしながら与えている方がいます。このような工夫をしておくと、食べなくなることは回避できそうですね。
本フードをとても気に入っている子や、食い付きの良さも口コミから確認できました。価格も手頃なので、継続して利用しやすい印象を感じます。
悪い口コミ
カリカリ硬すぎてもと思いますが、割れやすいのか粉になって下にたまっています。これが唯一の難点。後は、値段も手頃で、安心して与えられる材料で、味や香りは好みのようなので、よく食べてくれるので、気に入ってます。単品ではなく、ファーストチョイスのチキン味や白身魚&チキンなどと混ぜて食べてもらっています。
Amazonカスタマー
出典:Amazon「ファーストチョイス キャットフード 成猫 1歳以上 味にうるさい室内猫用 毛玉ケア サーモン&チキン 560グラム(×1)」レビュー
近所で売ってないので1度買ってみたいと思い購入。
思ってたよりは食いつきが悪くて期待外れでした。
一回目は興味で食べてましたけど、二回目は匂いを嗅いで食べるのをやめるにゃんこもいました。
我が家のにゃんこ達には合わなかったようです。
Amazon孤高の黒ねこ
出典:Amazon「ファーストチョイス キャットフード 成猫 1歳以上 味にうるさい室内猫用 毛玉ケア サーモン&チキン 560グラム(×1)」レビュー
悪い口コミでは「崩れやすい」「合わなかった」の声が見られました。
フードの固さをマイナス評価している方がいました。確かに崩れやすいのは少し嫌ですよね。
また愛猫たちの好みではなかったという声もみられましたね。好みの問題もありますので、こればかりはしょうがないように感じます。
ただ、猫によっては新しいエサの匂いに馴れずに、全く食べない子もいますので、与える際にはいつものフードに少しずつ混ぜてみる方法がいいかもしれませんね。
口コミのまとめ
悪い口コミが少ない印象のキャットフードだということがわかりました。
手頃な価格のキャットフードなので、利用してみたいと思う方でも購入しやすい点が良いなと感じました。
体調がおかしくなったなどの声は見られませんが、原材料には穀類が多く含まれていますので、アレルギー持ちの子は注意してくださいね。
キャットフード「ファーストチョイス」の評価の内訳は?

主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「鶏肉」を使用しています。
その他原料の評価
粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「玄米」「コーン」「コーングルテンミール」「ビートパルプ」「たん白加水分解物」「セルロース」「大豆レシチン」を使用しています。
「コーン」「コーングルテン」などのトウモロコシは、アレルギーとなりやすい食材です。
「玄米」などの穀物は食物繊維が豊富ではありますが、消化の苦手な子には負担となるため、気を付けたい食材です。
「ビートパルプ」は腸内で便を固めてくれる働きがありますので、軟便で悩む子には良い効果を感じられるとは思いますが、特に問題がない子は便秘になる可能性がありますので、気を付けたい食材です。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「ファーストチョイスの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ビタミンE」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子猫:30.0%以上
- 成猫:26.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合、「32.2%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子猫:9.0%以上
- 成猫:9.0%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合、「14.4%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。
キャットフード「ファーストチョイス」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | ファーストチョイス 成猫1歳以上 サーモン&チキン |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 479円(税込) |
内容量 | 560g |
カロリー | 353kcal/100g |
賞味期限 | 開封後:1ヶ月 |
生産国 | カナダ |
販売元 | アース・ペット株式会社 |
対応年齢 | 1歳以上の成猫 |
メイン食材 | 鶏肉 |
穀物 | 玄米、コーン、コーングルテンミール |
酸化防止剤 | ビタミンE |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 8mm |
問合せ先 | 0120-911-330 |
配達までの期間 | 1週間前後(Amazon) |
キャットフードの安さの秘密や、コスパの良い食品の見抜き方はこちらの記事にまとめています。
キャットフード「ファーストチョイス」の詳しい原材料と成分一覧は?

ファーストチョイスの原材料
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
主原料 | 鶏肉 |
---|---|
その他 原材料 |
玄米、コーン、コーングルテンミール、鶏脂、サーモン、ビートパルプ、たん白加水分解物、セルロース、乾燥全卵、全粒亜麻仁(オメガ3脂肪酸源)、サーモン油(DHA源)、酵母、乾燥トマト、マンナンオリゴ糖、乾燥チコリ(イヌリン源)、ユッカ抽出エキス、大豆レシチン、硫酸水素ナトリウム、DL-メチオニン、タウリン、ビタミン類(A、D3、E、C、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、ミネラル類(ナトリウム、クロライド、カリウム、鉄、亜鉛、マンガン、カルシウム、セレン、ヨウ素)、酸化防止剤(ビタミンE) |
「マンナンオリゴ糖」はお腹の健康を維持し、便秘など健康リスクの低減につながると考えられています。愛猫の便臭が気になる方にもおすすめですよ。
便秘対策のキャットフードについてはこちらの記事、便臭対策のキャットフードについてはこちらの記事で詳しく確認頂けます。
ファーストチョイスの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 29%以上 | 32.2%以上 |
粗脂肪分 | 13%以上 | 14.4%以上 |
粗繊維 | 7%以下 | 7.8%以下 |
粗灰分 | 9%以下 | 10%以下 |
水分 | 10%以下 | – |
粗脂肪量は13%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。
キャットフード「ファーストチョイス」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封後:1ヶ月
キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
キャットフード「ファーストチョイス」の保管方法は?

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
キャットフード「ファーストチョイス」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 24g | 23円 |
2kg | 40g | 38円 |
3kg | 54g | 52円 |
4kg | 67g | 64円 |
5kg | 80g | 76円 |
6kg | 91g | 87円 |
7kg | 102g | 98円 |
8kg | 113g | 108円 |
9kg | 124g | 118円 |
10kg | 134g | 128円 |
15kg | 181g | 174円 |
20kg | 225g | 216円 |
30kg | 305g | 292円 |
40kg | 378g | 363円 |
50kg | 447g | 429円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
キャットフード「ファーストチョイス」の購入方法は?
主にペットショップやホームセンターでの購入できるようです。
大手通販サイトでは、「Amazon」「楽天市場」が確認できました。
送料はショップによって違いがあると思いますので、使い慣れている方を使用し購入してくださいね。
編集部まとめ

穀類が多く含まれているため、気になる方は利用を考えた方がいいかもしれません。
「玄米」「コーン」「コーングルテンミール」などの穀類と、繊維質の塊である「ビートパルプ」と「セルロース」が含まれており、カサ増ししている印象を感じてしまいます。
愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。
pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。
穀物や人工添加物は愛猫の目ヤニや涙やけの原因にもなります。詳しい理由はこちらの記事から確認できます。
主原料に鶏肉を使用していますが、タンパク質量が少し控えめな印象があります。成長期の猫には必要な栄養素であり、不足すると免疫力が低下し病気や感染症にかかりやすくなってしまいますので、愛猫の体調に合わせて追加で補うようにしてもいいでしょう。
本フードよりも良い商品を探している方は、こちらの記事でおすすめできるキャットフードを紹介していますので、ぜひ確認してみてくださいね。
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