「ミャウミャウ」は愛猫の心と体の健康を総合的にサポートするキャットフードです。
この記事では「ミャウミャウ カリカリ小粒タイプ まぐろ味」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
目次
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キャットフード「ミャウミャウ」とは?
アイシア株式会社から販売されているドライフード「ミャウミャウ」は、2020年3月に発売されました。
北里大学獣医学部の教授と共同開発のもと、「a-iペプチド」が配合されています。
この成分には、心の健康をサポートする効果や嗜好性を高める効果が期待されています。
教授との共同開発という点は、魅力に感じる方も多いのではないでしょうか。
次からは口コミを確認し、実際に利用されている方の声を見ていきましょう。
キャットフード「ミャウミャウ」の口コミは?
良い口コミと悪い口コミそれぞれ分けて評価しています。
良い口コミ
カリカリは薄型がお好きなようでミャウミャウは特に好きです。
18歳になる前の若い時からミャウミャウは大のお気に入りでした。
ももたん
出典:Amazon「ミャウミャウ(MiawMiaw)カリカリ小粒タイプミドルまぐろ味580g」レビュー
粒が小さいので食べやすいらしく、よく食べます。
パッケージの子猫の写真もとても良いです。
袋に580gが入っていて、袋の中に小分けで個包装されているタイプのものではありません。
湿気たりするのが気になる人はこれが入るサイズの蓋つきケース(キッチン用品の大きいタッパ)を購入してそれに袋まるごと入れると良いと思います。
kouhaku_1
出典:Amazon「ミャウミャウ(MiawMiaw)カリカリ小粒タイプミドルまぐろ味580g」レビュー
良い口コミでは「お気に入り」「よく食べる」「安い」などの声が見られました。
粒の形状が薄い為、猫によって食べやすいのでしょう。確かに丸すぎるよりも、少し平な方が噛みやすいかもしれませんね。
また、お手頃な値段である点を評価している方もいました。ある程度のコスパの良いフードの方が、継続して使いやすいでしょうね。
悪い口コミ
猫を5匹飼っており、この商品を愛用していたのですが、パッケージが変わったものを購入して1週間…うちの子たちには合わなかったのか、体調が悪くなり、キャットフードを変えても吐くことが無かった子までよく吐くようになりました。
前のパッケージの分が余っていたので、それに戻すと体調も戻りました。気に入っていたのですが、残念です。
mata
出典:Amazon「ミャウミャウ(MiawMiaw)カリカリ小粒タイプミドルまぐろ味580g」レビュー
小粒で食べやすくよく食べましたが
これに変えてから吐くようになったので
うちの子は合わないのだと
思ってたらちょうど、欲しい人がいたので
4袋あげました
その子は特に問題ないみたいです
新藤
出典:Amazon「ミャウミャウ(MiawMiaw)カリカリ小粒タイプミドルまぐろ味580g」レビュー
他の方もレビューで仰っていましたが、我が家の猫たちも2匹ともこのフードに変えて数日後から吐くようになってしまいました…毛玉は吐いておらず、吐き出すのはフードのみです。
半分くらい残っていたのですが怖くなって処分しました。
猫によって合う合わないがあると思いますので、購入する際は少量ずつ様子を見て食べさせた方が良いかもしれません。
Riscait
出典:Amazon「ミャウミャウ(MiawMiaw)カリカリ小粒タイプミドルまぐろ味580g」レビュー
悪い口コミでは「体調が悪くなった」「吐いた」などの声が見られました。
これは怖い内容ですね。フードに含まれる原材料の中で、体質的に合わない食材があったのかもしれません。
また、吐くということは消化がうまくいっていないか、アレルギーの可能性もあります。原材料に含まれる穀物が関係しているかもしれません。穀物が苦手な子やアレルギーを持っている子は、利用を控えた方がいいでしょう。
口コミのまとめ
全体的に、良い評価が多いフードであることがわかりました。
お気に入りという子や、食いつきがよい内容が多くみられます。手頃な価格である点も評価が高いようでした。
その一方で、悪い口コミでは気になる内容もありましたね。体調が悪くなったという子や、吐くようになってしまった子。これは不安でもありますが、全ての猫がこうなってしまうわけではありません。
口コミや原材料を確認してから、利用するか検討してくださいね。
キャットフード「ミャウミャウ」の評価の内訳は?

主原材料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源ではない「穀類(ともろこし、コーングルテンミール、小麦粉)」を使用しています。
その他原材料の評価
粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「肉類(ビーフミール、ポークミール)」「魚介類(魚粉)」「動物性油脂」を使用しています。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「ミャウミャウの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ミックストコフェロール」「ハーブ抽出物」が使われています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子猫:30.0%以上
- 成猫:26.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合、「33.3%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子猫:9.0%以上
- 成猫:9.0%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合「11.1%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。
キャットフード「ミャウミャウ」の基本情報は?

※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | ミャウミャウ カリカリ小粒タイプ まぐろ味 |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 534円(税込) |
内容量 | 580g |
カロリー | 340kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:開封前:製造から18ヶ月 開封後:1か月 |
生産国 | 日本 |
販売元 | アイシア株式会社 |
対応年齢 | 成猫用 |
メイン食材 | 穀類(ともろこし、コーングルテンミール、小麦粉) |
穀物 | 穀類(ともろこし、コーングルテンミール、小麦粉) |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 6~7mm |
問合せ先 | 0120-712-122 |
配達までの期間 | 1週間前後(Amazon) |
キャットフードの安さの秘密や、コスパの良い食品の見抜き方はこちらの記事にまとめています。
キャットフード「ミャウミャウ」の詳しい原材料と成分一覧は?

ミャウミャウの原材料
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
主原材料 | 穀類(ともろこし、コーングルテンミール、小麦粉) |
---|---|
その他原材料 | 肉類(ビーフミール、ポークミール、チキンレバーパウダー)、魚介類(魚粉、フィッシュエキス、かつおペプチド、まぐろパウダー)、動物性油脂、セルロース、オリゴ糖、ミネラル類(Na、Cl、K、Ca、P、Zn、Fe、Mn、Cu、Co、I)、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン、C)、アミノ酸(メチオニン、タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブ抽出物) |
「オリゴ糖」は便秘ケアに役立つと期待されている成分です。愛猫の便臭が気になる方にもおすすめですよ。
便秘対策のキャットフードについてはこちらの記事、便臭対策のキャットフードについてはこちらの記事で詳しく確認頂けます。
ミャウミャウの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 30.0%以上 | 33.3%以上 |
粗脂肪分 | 10.0%以上 | 11.1%以上 |
粗繊維 | 4.0%以下 | 4.4%以下 |
粗灰分 | 10%以下 | 11.1%以下 |
水分 | 10.0%以下 | – |
粗脂肪量は10%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。
キャットフード「ミャウミャウ」のメリットとデメリットは?

- 手頃な価格
- こだわり機能がある
- 着色料や保存料は不使用
- 主原料が穀物類
- 原材料はどの商品もほぼ一緒
- 品質が不明瞭
本フードは手頃な価格で購入できることから、コスパ重視の方にはオススメできる商品です。
また、心の健康維持の効果に期待できる「a-iペプチド」という成分が含まれています。この成分によって旨みがアップしているため、口コミからも食い付きを評価する声が見られました。
こうした魅力的な面がある一方、気になるのは主原料が「穀物」であること。
「穀物」は猫にとって消化が苦手な食材の一つです。アレルギーとなりやすい「とうもろこし」「小麦粉」が含まれているため、使用の際は注意が必要です。
口コミでも、吐いてしまう子がいましたね。体質的に合わない子は、利用をしない方がいいでしょう。
また、他の「ミャウミャウカリカリ小粒タイプ」の原材料を確認しましたが、どれも主原料は「穀物」であり、含まれている「肉類」もほとんど同じ印象をうけました。
「まぐろ味」で相性が悪かったからと、他のカリカリ小粒タイプに変更したとしても、あまり意味はないかもしれません。
メリットとデメリットをよく理解したうえで、使用の判断をしてくださいね。
キャットフード「ミャウミャウ」の賞味期限は?

賞味期限
- 開封前:製造から18ヶ月
- 開封後:1ヶ月
キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
キャットフード「ミャウミャウ」の保管方法は?

キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
キャットフード「ミャウミャウ」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?

体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 25g | 23円 |
2kg | 42g | 38円 |
3kg | 56g | 52円 |
4kg | 70g | 64円 |
5kg | 83g | 76円 |
6kg | 95g | 87円 |
7kg | 106g | 98円 |
8kg | 118g | 108円 |
9kg | 128g | 118円 |
10kg | 139g | 128円 |
15kg | 188g | 173円 |
20kg | 234g | 215円 |
30kg | 317g | 292円 |
40kg | 393g | 362円 |
50kg | 465g | 428円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
販売会社について

ミャウミャウはアイシアから販売されています。アイシアはペットの幸せのため、徹底的に素材にこだわっている、日本発の企業ブランドです。
ペットとともに暮らすことで得られるやすらぎ、喜びを分かち合うために、生活シーンのお手伝いを使命としています。
ペットの個性・思考だけでなく、飼い主さんのライフスタイルも配慮した製品をそろえています。
キャットフード「ミャウミャウ」の購入方法は?
公式サイトでは通販をしていませんが、「Amazon」「楽天市場」では取り扱いが確認できました。
送料はショップによって違いがあると思いますので、使い慣れているサイトを利用してくださいね。
一部のペットショップでは取り扱いもあるようですので、実際に商品を見て購入したい方は、最寄りのお店または公式サイトで確認してみて下さい。
編集部まとめ

猫は穀類を消化できないため、穀類を主体に使用している「ミャウミャウ」はおすすめできないキャットフードです
着色料を使っていない点や、自然由来の酸化防止剤を使用している点は評価できます。しかし、不安を感じてしまう原材料が多く含まれている点は残念です。
とくに主原料は「穀物」を使用しており、「とうもろこし」「小麦粉」を使っています。消化不良を起こしやすい子や、アレルギーを持っている子は利用できませんし、猫にとっては相性の悪い食材です。
愛猫の主食として与えるのであれば、穀類を使用していないキャットフードが理想ですよ。
pepy編集部おすすめのグレインフリーのキャットフードはこちらの記事から確認いただけます。
また、動物性タンパク質が猫の発育にとってもっとも重要であり、本フードにも含まれていますが、「魚粉」「動物性油脂」はどれも品質が不透明です。
穀物や人工添加物は愛猫の目ヤニや涙やけの原因にもなります。詳しい理由はこちらの記事から確認できます。
穀類不使用(グレインフリー)で、原材料の品質がはっきりとしている良質なキャットフードを主食に選ぶことをおすすめしますよ。こちらの記事で詳しく紹介しています。
ミャウミャウ以外の国産のキャットフードはこちらの記事から確認できます。
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