「ロイヤルカナン シャム」は筋肉質で引き締まったシャムの体系維持のためのキャットフードです。
この記事では「ロイヤルカナン フィーラインブリードニュートリション シャム」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子猫(離乳~1歳)」と「成猫(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
目次
- 1 キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の口コミは?
- 2 キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の評価の内訳は?
- 3 キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の基本情報は?
- 4 キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の詳しい原材料と成分一覧は?
- 5 キャットフード「ロイヤルカナン シャム」のメリットとデメリットは?
- 6 キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の賞味期限は?
- 7 キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の保管方法は?
- 8 キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?
- 9 キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の購入方法は?
- 10 編集部まとめ
- 11 商品購入ページへ
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キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の口コミは?
良い口コミと悪い口コミそれぞれ分けて評価しています。
良い口コミ
吐き癖のある子でどうしようか?と悩んでたところシャム系(雑種)の子は専用の餌にすると良い様な事をネットで調べてこちらの商品を購入。
今のところ全く吐かなくなりモリモリ食べているのでしばらく継続してみようかと思います。
購入者さん
出典:楽天市場「ロイヤルカナン シャム 成猫用 2㎏(猫・キャット)[正規品]」レビュー
シャム柄の雑種猫様がよく食べてくれます。
色々試しましたがこれが一番食い付きが良く、品質も良さそうなのでもう1年近く使っています。
なお猫様が飽きない様に色々な種類のウェットを同時購入して併用しております。送料無料になるので良いですね。
なお2㎏サイズなので1袋消費に40日くらいかかります。シャム用にも小さいサイズがあれば常に新鮮な物が与えられので是非ご検討下さい。
購入者さん
出典:楽天市場「ロイヤルカナン シャム 成猫用 2㎏(猫・キャット)[正規品]」レビュー
良い口コミは「食いつきがいい」「吐かなくなった」「品質も良さそう」という声が見られました。
食いつきに関しては多くの声が見られましたので、シャム専用だけあって相性が良いフードという印象を感じました。
また、今までフードを吐いていたのに、本フードに変更してから吐くことが無くなったという子もいました。吐いてしまう原因がわかりませんが、落ち着いてくれるのは安心しますね。体質的に合っているのかもしれません。
一方で、本商品は2kgサイズの商品のみ販売されています。与える量によっても変わりますが、なるべく新鮮さに近い状態で与えたいとの声があります。フードは開けた瞬間から劣化が始まってしまいます。気になる方は、専用の保存グッズなどを使用することで解決できそうですね。
悪い口コミ
この商品がよくないという事ではないのですが、粒が大きくてうちの子は食べづらそうでした
ちょっと嫌がる素振りを見せるようになったのでやめてみました
harry2u
出典:Amazon「ロイヤルカナンFBNシャム 成猫用 2kg」レビュー
悪い口コミはほとんど見られませんでしたが、一部「食べづらそう」という声がありました。
粒の形状としては、1㎝ほどの大きさとなっており、ガリガリと食べたい子には丁度良いかもしれませんが、シャム猫でも苦手な子はいると思います。
こればかりは好みの問題でもありますので、ぬるま湯でふやかしたり、少し砕いてあげたりと、食べやすいように手を加えてみましょう。
口コミのまとめ
悪い口コミがほとんど見られないため、評価の高いキャットフードだということがわかりました。
猫の種類によって分けられているフードはそんなに多くないと思います。
もしシャムと一緒に暮らす飼い主さんで、なかなかフードが決まらないと悩まれている方は、一度試してみてもいいかもしれませんね。
キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の評価の内訳は?
主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「肉類(鶏、七面鳥)」を使用しています。
その他原料の評価
粗悪な原材料を1つも使用していないかどうかを評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「植物性分離タンパク」「コーン」「小麦」「動物性油脂」「コーングルテン」「米」「加水分解タンパク(鶏、七面鳥)」「ビートパルプ」「魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸源)」「大豆油」を使用しています。
「コーン」「小麦」などのアレルギーとなりやすい原材料が使われていますので、注意が必要です。これらの食材にアレルギーがある子は利用を控えた方がいいでしょう。
「動物性油脂」は、どんな動物から作られているが不明です。そのため、品質に不安を感じてしまいます。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表はキャットフード「ロイヤルカナン シャム」の詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛猫の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
代わりに天然由来の「ミックストコフェロール」「ローズマリーエキス」が使用されています。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
猫はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子猫:30.0%以上
- 成猫:26.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合、「37.4%以上」と子猫・成猫の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子猫:9.0%以上
- 成猫:9.0%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合「15.0%以上」と、子猫・成猫の各基準を満たしています。
キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の基本情報は?
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | ロイヤルカナン フィーラインブリードニュートリション シャム |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 4300円(税込) |
内容量 | 2kg |
カロリー | 404kcal/100g |
賞味期限 | 開封後:1~1.5ヶ月 |
生産国 | フランス |
販売元 | ロイヤルカナンジャポン |
対応年齢 | 生後12ヶ月~12歳まで |
メイン食材 | 肉類(鶏、七面鳥) |
穀物 | コーン・小麦・コーングルテン・米 |
酸化防止剤 | ミックストコフェロール、ローズマリーエキス |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 1cm前後 |
問合せ先 | 0120-125-850 |
配達までの期間 | 1週間前後(Amazon) |
キャットフードの安さの秘密や、コスパの良い食品の見抜き方はこちらの記事にまとめています。
キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の詳しい原材料と成分一覧は?
ロイヤルカナン シャムの原材料
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
主原料 | 肉類(鶏、七面鳥) |
---|---|
その他原材料 | 植物性分離タンパク、コーン、小麦、動物性油脂、コーングルテン、米、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、ビートパルプ、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸源)、酵母および酵母エキス、フラクトオリゴ糖、大豆油、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、ルリチシャ油(オメガ6系不飽和脂肪酸源)、マリーゴールド(ルテイン源)、アミノ酸類(L-リジン、タウリン、DL-メチオニン、L-カルニチン)、ゼオライト、ミネラル類(Cl、Ca、K、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス) |
「フラクトオリゴ糖」「マンナンオリゴ糖」には便秘を解消する働きが期待されています。愛猫の便臭が気になる方にもおすすめですよ。
便秘対策のキャットフードについてはこちらの記事、便臭対策のキャットフードについてはこちらの記事で詳しく確認頂けます。
オメガ3脂肪酸は「脂肪肝」対策が期待される成分です。肝臓の調子が気になる愛猫には必須の成分といえます。
肝臓ケアにオススメなキャットフードはこちらの記事でまとめていますよ。
ロイヤルカナン シャムの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 35.0%以上 | 37.4%以上 |
粗脂肪 | 14.0%以上 | 15.0%以上 |
粗繊維 | 2.4%以下 | 2.6%以下 |
粗灰分 | 8.5%以下 | 9.1%以下 |
水分 | 6.5%以下 | – |
粗脂肪量は14%と控えめなキャットフードです。おすすめの低カロリーキャットフードはこちらの記事、ダイエット用キャットフードはこちらの記事にまとめています。
キャットフード「ロイヤルカナン シャム」のメリットとデメリットは?
- 動物性タンパク質は鶏類
- 購入できる場所が多い
- 粒が大きめで丸呑みしにくい
- 不安な原材料が多い
- 容量が2㎏サイズしかない
主原料の動物性タンパク質は「鶏」「七面鳥」が使用されており、これらは高タンパクで低脂質な食材です。シャムのスラリとした体形維持には相性が良いと考えられます。
また、本フードはネットでもペットショップでも購入が可能です。様々な場所で購入できる点はメリットといえますね。粒が大きめな点も良いと感じました。丸飲みしにくくしっかり噛んで食べてくれるフードと言えます。
デメリットとしては、原材料に不安な食材が多い点です。アレルギーとなりやすい穀物類や曖昧な表記のものが多く、品質に不安を感じます。原材料を気にされる方は、オススメしにくいキャットフードと言えるでしょう。
また、サイズ展開がない点もデメリットと言えるでしょう。口コミでもありましたが、新鮮さを気にされる方にとっては使いづらいかもしれません。
口コミでは評判がよいキャットフードでしたので、特にデメリットを気にされない方は利用してみて下さい。
キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の賞味期限は?
賞味期限
- 開封後:1~1.5ヶ月
キャットフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の保管方法は?
キャットフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?
体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 21g | 45円 |
2kg | 35g | 75円 |
3kg | 47g | 102円 |
4kg | 59g | 126円 |
5kg | 70g | 149円 |
6kg | 80g | 171円 |
7kg | 89g | 192円 |
8kg | 99g | 213円 |
9kg | 108g | 232円 |
10kg | 117g | 251円 |
15kg | 158g | 341円 |
20kg | 197g | 423円 |
30kg | 267g | 573円 |
40kg | 331g | 711円 |
50kg | 391g | 841円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成猫のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
キャットフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛猫に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
キャットフード「ロイヤルカナン シャム」の購入方法は?
「公式サイト」「Amazon」「楽天市場」で購入が可能です。
価格が安いのは「Amazon」「楽天市場」ですが、あまりにも安すぎるフードには注意が必要です。賞味期限が近いものの可能性があるからです。
ペットショップでも購入が可能ですので、実際に商品を見てから決めたい方は、近くの店舗を利用してくださいね。
おいしさ満足保証で安心
本商品には満足できなかった場合に、返金してもらえる保証サービスがあります。
「食べてくれない」「合わなかった」などの理由から、満足できなかった場合に返金してもらえるので、安心して利用できますね。
いくつか条件がありますので、まとめてみました。
- ✓はじめて購入された方のみ
- ✓原則として初回1袋のみ
- ✓購入後3ヶ月以内
- ✓ネットや通信販売での購入品でも可能
- ✓送料やポイントは返金対象外
申し込み方法は公式サイトに記載されていますので、確認してみてくださいね。
編集部まとめ
ロイヤルカナン シャムは曖昧な原材料や、穀物が多く含まれていますので、少し不安を感じるキャットフードです。
「コーン」や「小麦」、「米」といった穀物は、猫にとっては消化の苦手な食材の一つです。これらにアレルギーを持っている子や体質的に合わない子は、気を付けた方がいいでしょう。
以前は「BHA」「没食子酸プロピル」という合成酸化防止剤を使用していましたが、現在は天然由来の「ミックストコフェロール」「ローズマリーエキス」を使用していますので品質は以前よりも安心できるものになりました。この点は評価できますね。
そのほか「植物性分離タンパク」、「動物性脂肪」、「コーングルテン」、「米」、「加水分解タンパク」、「ビートパルプ」、「魚油」、「加水分解酵母」など不安な要素が多く使われていますので、気になる方は別のフードを検討してみて下さいね。
愛猫のためにも「グレインフリー」かつ「無添加」のキャットフードを与えることをおすすめしますよ。
グレインフリーについてはこちら、無添加についてはこちらの記事から詳しい説明を確認いただけます。
100種以上のキャットフードの原材料を分析して見つけた「安全性最高ランク」のキャットフードはこちらの記事で紹介しています。