日本で市販されている子猫用キャットフードが数多くて、どれを選べばいいのか迷っている!という飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、日本で市販されていて生産国が日本(日本製)のキャットフードの原材料から、おすすめなキャットフードをランキング形式で紹介しています。
記事後半では、子猫に適したキャットフードの選び方などを解説していますよ。
目次
全100種類のキャットフードをいくつかの基準をもとに徹底調査、検証!
愛猫にあったキャットフードの選び方、探し方を以下の記事でご紹介しています!
キャットフード買うならこれで決まり!
おすすめ15選を徹底分析

100種類ものキャットフードの安全性を比較!これを与えれば間違いなしのおすすめ15選をご紹介します。
その他キャットフードにまつわるお役立ち情報も満載!
子猫におすすめなキャットフード、選び方は?

子猫におすすめなキャットフードの選び方
- 主原料が動物性タンパク質
- 高タンパク・低カロリー
- 穀物不使用
- 合成添加物不使用(無添加)
- 小粒
成長期の子猫は、成猫に比べてたくさんのエネルギーを必要としています。
消化器官も未発達で口も小さいので、「主原料が動物性たんぱく質」「高タンパク高カロリー」「穀物不使用」「合成添加物不使用(無添加)」「小粒」の5点を考慮してフードを選んであげる必要があります。
その中でもキャットフードの品質に直接かかわる「主原料が動物性たんぱく質」「穀物不使用」「合成添加物不使用(無添加)」の3点を加味して採点しているので、この点数が高いほど品質や安全性が高いフードだといえます。
主原料が動物性タンパク質
子猫は健康な発育のために良質な動物性タンパク質を十分に摂取する必要があります。
動物性タンパク質を豊富に含む「チキン」「ビーフ」「ラム肉」「魚肉」などを主原料に使用しているフードを選ぶようにしてください。
数ある主原料の中でも「魚肉」は特に消化に優れているので、消化器官が未発達の子猫には特におすすめですよ。
高タンパク高カロリー
子猫は、体の成長のために多くのカロリーを必要とします。成猫に比べて3倍もの栄養が必要になるともいわれています。
成長期にカロリーや栄養が不足すると発育不良になりやすいので、高たんぱく高カロリーのフードを選んであげることが大切ですよ。
穀物不使用
肉食である猫は、穀物の消化吸収を苦手としています。子猫は成猫に比べて消化機能がまだ弱いので、消化できない穀物を使ったフードはおすすめできません。
キャットフードを選ぶ際は穀物不使用(グレインフリー)のものを選ぶようにしてください。
合成添加物不使用(無添加)
科学的に合成された合成添加物は、猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
賞味期限を延ばすための保存料や酸化防止剤、見た目や風味をアップさせるための着色料や香料などとして使用されることもありますが、アレルギーの原因になったり発がん性が認められているものもあります。
猫の健康を考え、健康寿命を延ばすためにも、キャットフードは合成添加物不使用(無添加)のものを選ぶようにしてください。
小粒
子猫は口が小さく食道も細いので、大粒のキャットフードを食べるのは大変です。
食べ物を丸呑みにすることが多いですが、粒が大きすぎると丸呑みした後に吐き出してしまうこともあります。子猫にキャットフードを選ぶときは小粒サイズの食べやすいものを選んであげてください。
子猫用と成猫用のキャットフードの違いは?

子猫用と成猫用の違い
子猫と成猫が必要とする栄養素に違いはなく、エネルギーや栄養素の量に違いがあります。
子猫は一度に多くの量を食べられないため、子猫用は栄養価・カロリー共に高くなっています。成猫は維持期とされる時期を過ごしているため、成猫用のフードは子猫用のフードと比較して低ロリーになっています。
そのため、子猫に成猫用のフードを与えているとエネルギーや栄養が足らずに病弱になってしまうこともあります。逆に成猫に子猫用のフードを与えるとカロリーが高いため肥満の原因にもなってしまいます。
それぞれのライフステージに合ったフードを選んであげることが大切だといえます。
子猫の定義は?
生まれてから2ヶ月前後までを「授子猫」、1歳くらいまでの期間を「子猫」と呼ぶことが多いです。
ペットフードの記載にも、生後12ヶ月までを子猫と表記していますよね。
いつから離乳食?
一般的に、子猫に乳歯が生え始める生後1ヶ月頃が離乳開始のサインだといわれています。
子猫の中には自分でうまく離乳食を食べられない子もいるので、シリンジやスポイトなどを使ってうまく食べさせてあげてください。
子猫用のキャットフード、いつからいつまで与えるの?
一般的に猫は、生まれてから1年間を子猫として過ごします。
母乳を終えて母猫から離される3か月頃までは離乳食を与えるので、3か月~1歳までが子猫用のフードを与える期間になります。ただ、猫種によっては成長が遅く成猫になるまで長い時間がかかる場合もあるので、2歳近くまで子猫用を与える場合もあります。
きっちり1歳で切り替えというわけではなく、愛猫の様子を見ながら飼い主さんの判断で徐々に切り替えていくといいですよ。
キャットフードを切り替えるタイミングの見極め方についての記事はこちら。
子猫におすすめのキャットフード5選!
1. モグニャン

内容量 | 1.5kg |
---|---|
主原料 | 白身魚 |
穀物 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 約10mm×約5mm |
値段 | 4,356円(税込) |
モグニャンは、主原材料に高タンパク・低脂肪・消化吸収に優れた白身魚を採用したキャットフードです。
そのほかの原材料には食物繊維が豊富なカボチャやサツマイモ、お腹の調子をサポートしてくれるリンゴなどが使われています。粒の大きさも約7mmと食べやすい小粒になっているので、消化器官が未熟な子猫におすすめです。
体重ごとの1日あたりの価格
1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg | 8kg | 9kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通常(円) | 75 | 126 | 171 | 212 | 250 | 287 | 322 | 356 | 389 | 421 | 570 | 707 | 958 | 1189 | 1405 |
定期(円) | 60 | 101 | 137 | 169 | 200 | 230 | 258 | 285 | 311 | 336 | 456 | 566 | 766 | 951 | 1124 |
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2. 犬猫生活キャットフード

メイン食材 | 生肉(鶏肉、牛肉、旬の魚、豚レバー) |
---|---|
酸化防止剤 | ビタミン |
人工添加物 | 不使用 |
穀物 | 不使用 |
賞味期限 | 製造から1年 |
内容量 | 1.5kg(750g×2) |
通常価格 | 5,780円(税別) |
定期価格 | 4,480円(税別) |
犬猫生活キャットフードは穀物を一切使用していない、グレインフリーのキャットフードです新鮮な肉と魚をふんだんに使用しており、産地も明記されているので安心できます。
基本的に国内で作られた食材をメインに使用しており、どれも人間が食べられるレベルのもの。自分たちが口に入れて問題ないものを愛猫に与えられるのは嬉しいですよね。
さらに食物繊維が豊富で消化吸収の良いオリゴ糖やサツマイモ、リンゴなどが配合されており、お腹にも優しいキャットフードです。ぜひお試しください。
体重ごとの1日あたりの価格
1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg | 8kg | 9kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通常(円) | 95 | 159 | 216 | 268 | 316 | 363 | 407 | 450 | 491 | 532 | 720 | 894 | 1211 | 1503 | 1776 |
定期(円) | 75 | 128 | 174 | 218 | 293 | 328 | 254 | 280 | 328 | 363 | 397 | 583 | 980 | 1215 | 1436 |
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3. カナガン

内容量 | 1.5kg |
---|---|
主原料 | 乾燥チキン |
穀物 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 約8~10mm |
値段 | 4,276円(税込) |
カナガンキャットフードは、タンパク質と炭水化物の理想的な比率を実現したフードです。
健康な体作りに必要な栄養を豊富に含む動物性原材料を全体の70%に使用、さらにビタミンやミネラルをたっぷり含む野菜や果物、ハーブを加えることで高タンパクながらも体に優しい配合になっています。骨の成長に大切なカルシウムとリンの数値が高めなので、成長期の子猫にもぴったりですよ。
人間でも食べられるヒューマングレードな食材だけで作られた点も安心できますね。
体重ごとの1日あたりの価格
1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg | 8kg | 9kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg | |
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通常(円) | 72 | 121 | 164 | 203 | 240 | 275 | 309 | 341 | 473 | 403 | 546 | 678 | 919 | 1140 | 1347 |
定期(円) | 58 | 97 | 131 | 163 | 192 | 220 | 247 | 273 | 298 | 323 | 437 | 542 | 735 | 912 | 1078 |
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4. ジャガー

内容量 | 1.5kg |
---|---|
主原料 | 骨抜きチキン生肉 |
穀物 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 約10mm |
値段 | 4,622円(税込) |
ジャガーは、本来肉食動物である猫が本能的に求める食事スタイルを再現したフードです。
「鶏・鴨」の肉類と「サーモン・マス」の魚類を中心に構成されており、動物性たんぱく質は80%以上。一度に多くを食べることができない食の細い子猫でも効率良く栄養を摂取することができますよ。猫が消化を苦手とする穀物や人口添加物も使用していません。
体重ごとの1日あたりの価格
1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg | 8kg | 9kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg | |
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通常(円) | 79 | 133 | 180 | 223 | 263 | 302 | 339 | 375 | 409 | 443 | 600 | 744 | 1009 | 1251 | 1479 |
定期(円) | 63 | 106 | 144 | 178 | 211 | 242 | 271 | 300 | 327 | 354 | 480 | 595 | 807 | 1001 | 1183 |
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5. オリジン

内容量 | 1.8kg |
---|---|
主原料 | 新鮮鶏肉 |
穀物 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 約8mm |
値段 | 5,280円(税込) |
オリジンは、原材料の90%に動物性タンパク質源である肉を贅沢に使用している高タンパク・高カロリーフードです。
原材料には厳選された高品質の肉や魚を採用しているので、必要な栄養をしっかりと摂取できるだけでなく消化吸収にも優れています。
肉類の比率が多く、良質なタンパク質が必要な成長途中の子猫にとってぴったりですね。
体重ごとの1日あたりの価格
1kg | 2kg | 3kg | 4kg | 5kg | 6kg | 7kg | 8kg | 9kg | 10kg | 15kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg | |
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価格(円) | 79 | 132 | 179 | 221 | 262 | 300 | 337 | 372 | 406 | 440 | 596 | 739 | 1002 | 1243 | 1469 |
子猫用のキャットフードの切り替え方は?

ミルクから子猫用へ
指から食べることに慣れさせるためにミルクを指先につけて舐めさせます。その後、離乳食の味になれさせるために離乳食を指につけて舐めさせます。
その後、浅いお皿を用意して、離乳食を食べさせるようにすれば大丈夫です。
2~3日で切り替えられる猫もいますが、1週間くらいかかる猫もいるので気長に取り組むようにしてくださいね。
子猫用から成猫用へ
多くのフードメーカーは、子猫が1歳を迎えてから成猫用のフードに切り替えることを推奨しています。
子猫用のフードに成猫用のフードを混ぜながら、7~10日をかけてゆっくりと切り替えていくようにします。いきなり切り替えると、体長を崩す原因にもなってしまいます。
子猫用のキャットフード、1日の与える分量は?
子猫用のフードを与える時期は長いため、成長の度合いに合わせて分量を調整する必要があります。
個体差があるので一概には言えませんが、生後4ヶ月頃までは1日5~6回、生後4~6ヶ月ごろまでは1日3~4回、6ヶ月以降は1日2~3回を目安に分けて与えるようにします。
子猫がキャットフードを吐く原因と対処法

子猫がキャットフードを吐く原因
子猫は基本的に、嘔吐をしません。
成猫は毛玉を吐き出すことも多いですが、子猫には吐く習慣はないので嘔吐する場合は何かの病気になっている可能性があります。
猫はよく吐く動物だからといった安易な考えで楽観視するのではなく、動物病院で診察を受けるようにしてください。
対処法は?
対処法は、以下3つの場合で異なります。
嘔吐後でも元気がある
嘔吐後に元気があれば、「水の飲み過ぎ」「一時的な食べ過ぎ」「咳でむせた」などの理由が考えられます。
安静にして様子をみるようにします。
元気がない
嘔吐後に元気が無い場合は、寄生虫や感染症などの病気になっている可能性が考えられます。
「いつもと様子が違う」「餌を食べない」などの場合も含めて、動物病院で診察をうけるようにしてください。
嘔吐を繰り返す、下痢をしている
何度も嘔吐する、嘔吐が続く、下痢を伴っている等の場合も病気になっている可能性が考えられます。
すぐに動物病院へ連れていき診察をうけるようにしてください。
猫に必要な栄養成分は?

猫に必要な栄養素
- たんぱく質
- 脂肪
- ビタミン
- ミネラル
猫が必要とする主な栄養素は「たんぱく質」「脂肪」「ビタミン」「ミネラル」の4つです。
たんぱく質
たんぱく質は筋肉や内臓、血液、皮膚、被毛などを構成している基本の栄養素で、猫は人間の5~6倍の量を必要としています。
肉の赤身部分、魚、卵白、牛乳、チーズ、大豆製品などに多く含有されていますよ。
最低摂取量に関しては幅があるものの、NRC(全米研究評議会)が体重1kgにつき3g以上、AAHA(アメリカ動物病院協会)が1kgあたり5g以上を推奨してます。
脂肪
脂肪はエネルギー源としてだけでなく、脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもあります。
脂肪は脂肪酸が組み合わさってできていますが、猫はアラキドン酸やリノール酸を体内で作ることができないため、食事から摂る必要があります。
ビタミン
ビタミンには、脂肪に溶ける「脂溶性ビタミン(A,E,D,K)」と水分に溶ける「水溶性ビタミン(B群,C)」があります。様々な体の機能をスムーズにする潤滑油の働きをしていますよ。
猫は体内でビタミンCとKを合成することが出来ますが、ビタミンA,B1,B2,B6,Dなどは合成できないため日々の食事で取り入れる必要があります。
ミネラル
ミネラルとは体を構成する元素のことで「カルシウム」「カリウム」「リン」「ナトリウム」「マグネシウム」「亜鉛」「鉄」などが該当します。
必要量こそ微量ですが、体液のバランスを保ち神経や筋肉を活発に働かせるために欠かせない栄養素です。
子猫の栄養状態を確認するポイント
子猫の栄養状態を確認するには皮膚と被毛に注目しましょう。栄養が十分であれば、毛並みに艶があり毛量があります。
栄養状態が良くないと艶がなく、パサついたりゴワゴワしたり、見て分かる影響がでてきます。子猫に適したご飯と量を与えているか、残さず食べているか、しっかり確認しましょう。
安全性の違いを原材料からしっかりと見極めよう!

子猫用キャットフードに欠かせない条件として、高タンパク高カロリーであることというのは一般的によく言われています。
しかし、カロリーや栄養面での条件だけを満たしていても良質なフードとしておすすめすることはできません。
高タンパク高カロリーであることに加えて、「質の良い原材料」「穀物不使用」「合成添加物不使用」など安全性にも配慮したフードであるかを見極めることが大切ですよ。