「ピナクル」は、犬の苦手なグルテンを限りなく含まない原料を厳選したグルテンフリーのドッグフードです。
この記事では「ピナクル ダック&スイートポテト」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
※本商品であるピナクル ダック&スイートポテトは販売終了しました。
目次
ドッグフード選びで悩んだらこれで間違いなし!
おすすめ10選をご紹介
132種類のドッグフードを徹底分析!その中でもpepy編集部がおすすめする安全で安心なドッグフード10選を詳しく紹介しています。
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ドッグフード「ピナクル」の評価の内訳は?
主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「ダック」を使用しています。
ダック(鴨)はタンパク質含有量が多く、脂肪分が少ない高評価な食材です。
その他原料の評価
粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「ダックミール」「塩」「塩化カリウム」を使用しています。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「ピナクルの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ローズマリーエキス」が使われています。
人口添加物(着色料、着香料、発色剤など)
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合、「27.8以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合、「14.4%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
ドッグフード「ピナクル」の基本情報は?
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | ピナクル ダック&スイートポテト |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 4125円(税込) |
内容量 | 2kg |
カロリー | 345kcal/100g |
生産国 | アメリカ |
販売元 | 株式会社 Biペットランド |
対応年齢 | 全年齢 |
メイン食材 | ダック |
穀物 | 不使用 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
問合せ先 | 0725-92-6456 |
配達までの期間 | 1週間程度(Amazon) |
ドッグフード「ピナクル」の詳しい原材料と成分一覧は?
ピナクルの原材料
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
主原料 | フレッシュチキン |
---|---|
その他原材料 | ダックミール、ひよこ豆、えんどう豆、えんどう豆粉、さつまいも、トマト繊維、キャノーラオイル、ナチュラルフレーバー、亜麻仁、オーガニックキノア、塩、塩化カリウム、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンD3、ビオチン、葉酸)、ミネラル(硫酸亜鉛、アミノ酸亜鉛キレート、硫酸鉄、硫酸マンガン、アミノ酸マンガンキレート、硫酸銅、アミノ酸銅キレート、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム)、海草、ローズマリーエキス、セージエキス、パイナップル、納豆菌発酵抽出物、 アスペルギルス・オリゼー発酵抽出物 |
ビタミンCは尿路結石ケアを期待できる成分です。尿路結石におすすめなドッグフードについてはこちらの記事で解説しています。
ピナクルの成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 25%以上 | 27.8%以上 |
粗脂肪分 | 13%以上 | 14.4%以上 |
粗繊維 | 6%以下 | 6.7%以下 |
粗灰分 | 7%以下 | 7.8%以下 |
水分 | 10%以下 | – |
粗脂肪量が14.4%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「ピナクル」の保管方法は?
ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「ピナクル」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?
体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 32g | 67円 |
2kg | 55g | 113円 |
3kg | 74g | 153円 |
4kg | 92g | 190円 |
5kg | 109g | 224円 |
6kg | 124g | 257円 |
7kg | 140g | 289円 |
8kg | 154g | 319円 |
9kg | 169g | 348円 |
10kg | 183g | 377円 |
15kg | 247g | 511円 |
20kg | 307g | 634円 |
30kg | 416g | 859円 |
40kg | 516g | 1065円 |
50kg | 610g | 1259円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ
「ダッグミール」や「塩」に不安が残りつつも、全ライフステージの愛犬におすすめできるドッグフードです。
主原料の「ダック(鴨)」は低脂肪でアレルギーにもなりにくい食材で、良質な動物性タンパク質を摂取することができます。
他の獣肉にアレルギーを持つ愛犬や、肥満気味の愛犬には特におすすめしたいです。とうもろこしや大豆など「穀物」を一切使用していない「グレインフリードッグフード」である点も評価できます。ピナクル以外のグレインフリーのドッグフードおすすめ3選はこちらです。
さらに、人口添加物、合成酸化防止剤を使用していない「無添加」という点も評価できます。ピナクル以外の無添加のおすすめドッグフードはこちらです。
フードのカサ増しを一切していないため販売価格は高めですが、これだけ高品質な原材料を与えることができるのならば、1日あたり309円の投資は安いといえますよ。
価格がどうしても気になる方は、4000円以内のプレミアムドッグフードをまとめたコチラの記事をドッグフード選びの参考にしてください。
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