「プレミアムエイト」は安全基準の高いオーストラリアで作られたプレミアムなドッグフードです。
この記事では「プレミアム8 ドッグフード 成犬用 ADULT LIGHT」を、含まれる原材料や成分から徹底評価しています。評価は「子犬(離乳~1歳)」と「成犬(1歳以上)」に分けて、それぞれ行っています。
ドッグフード「プレミアムエイト」の評価の内訳は?
主原料評価
動物性タンパク質を使用しているかどうかを評価しています。
本フードの場合、主原料に動物性タンパク源である「子羊肉」を使用しています。
その他原料の評価
粗悪な原材料を使用していないかどうかと評価しています。
本フードの場合、粗悪原料である「米」「深海魚」「玄米」「最高級オートミール」「大麦」「穀物グルテン」「塩」を使用しています。
本フードに使用されているすべての原材料と成分表は「プレミアムエイトの詳しい原材料と成分一覧は?」にてまとめています。
合成酸化防止剤
合成酸化防止剤とは人工的に合成された化学物質のことで、愛犬の体に悪影響を及ぼしかねない危険なものです。そんな合成酸化防止剤が使用されていないかを評価しています。
本フードの場合、合成酸化防止剤が使用されていない(原材料表に合成酸化防止剤の名称がない)ことが確認できました。
ここでは、代わりに天然の酸化防止剤である「ビタミンE」「ローズマリー」が使われているため、安心して与えることができます。
人工添加物(着色料、着香料、発色剤など)
犬はにおいで食べ物を判断するため、着色料や発色剤はほとんど意味を成しません。着香料が使われているのも、粗悪な食材をごまかそうとしているためかもしれません。
ほとんどが石油や化学物質でできているので、与え続けると犬の体に悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな人工添加物が不使用であるかどうかを評価しています。
本フードの場合、これらの人工添加物が使用されていませんでした。
タンパク質
AAFCO最低基準
- 子犬:22.5%以上
- 成犬:18.0%以上
AAFCOが定めるタンパク質(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうか評価しています。
本フードの場合、「25.6%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
粗脂肪
AAFCO最低基準
- 子犬:8.5%以上
- 成犬:5.5%以上
AAFCOが定める粗脂肪(乾燥重量比)の最低基準を満たしているかどうかを評価しています。
本フードの場合、「8.9%以上」と、子犬・成犬の各基準を満たしています。
ドッグフード「プレミアムエイト」の基本情報は?
※赤字で示した部分がペットにとって「好ましくない」といえる原料です。
商品名 | プレミアム8 ドッグフード 成犬用 ADULT LIGHT |
---|---|
分類 | 総合栄養食 |
定価 | 4257円(税込) |
内容量 | 3kg |
カロリー | 380kcal/100g |
賞味期限 | 開封前:約1年 開封後:1ヶ月 |
生産国 | オーストラリア |
販売元 | ワンニャンハウス株式会社 |
対応年齢 | 1歳以降(避妊手術以降体重が増えやすくなったら) |
メイン食材 | 子羊肉 |
穀物 | 米・玄米・最高級オートミール・大麦・穀物グルテン |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 1㎝以下 |
問合せ先 | 0745-55-4709 |
配達までの期間 | 1週間(Amazon) |
ドッグフード「プレミアムエイト」の詳しい原材料と成分一覧は?
プレミアムエイトの原材料
赤字で示した部分がペットにとって「粗悪」といえる原料です。
主原料 | 子羊肉 |
---|---|
その他原材料 | 米、玄米、ソルガム、深海魚、最高級オートミール、大麦、プレミアムオイル(ひまわり油、キャノーラオイル、フィッシュオイル、亜麻油、グレープシードオイル)、ポテト、穀物グルテン、塩、鮫軟骨(グルコサミン、コンドロイチン)、にんにく、海藻、高級各種ビタミン、高級各種ミネラル、天然酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー) |
ドッグフード「プレミアムエイト」の成分分析値
成分名 | 成分含有率 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 23%以上 | 25.6%以上 |
粗脂肪分 | 8%以上 | 8.9%以上 |
粗繊維 | 3.5%以下 | 3.9%以下 |
水分 | 10%以下 | – |
粗脂肪量が8.9%以上と控えめなドッグフードです。
おすすめの低脂肪ドッグフードはこちらの記事、ダイエット用ドッグフードはこちらの記事にまとめています。
ドッグフード「プレミアムエイト」の賞味期限は?
賞味期限
- 開封前:約1年
- 開封後:1ヶ月
ドッグフードの賞味期限は、あくまでも目安です。
保管方法によっては記載の賞味期限よりも早く品質の低下が進んでしまうことがあるので、購入後は早めに使い切るようにしてくださいね。
ドッグフード「プレミアムエイト」の保管方法は?
ドッグフードは、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。開封後はしっかりと密閉し、空気に触れる時間をできるだけ短くすることがポイントです。
また、温度や湿度の変化も品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管するようにしてくださいね。
詳しい保管方法やおすすめの保存用グッズは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ドッグフード「プレミアムエイト」の体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?
体重 | 目安給餌量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
1kg | 29g | 42円 |
2kg | 50g | 71円 |
3kg | 67g | 96円 |
4kg | 83g | 119円 |
5kg | 99g | 140円 |
6kg | 113g | 161円 |
7kg | 127g | 180円 |
8kg | 140g | 199円 |
9kg | 153g | 218円 |
10kg | 166g | 236円 |
15kg | 225g | 319円 |
20kg | 279g | 396円 |
30kg | 378g | 537円 |
40kg | 469g | 666円 |
50kg | 554g | 787円 |
目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出、1日あたりの価格は「目安給餌量×価格÷内容量」で算出しています。
ドッグフードの目安給餌量は、ライフステージや活動量などで計算方法が異なります。愛犬に合った目安給餌量の計算方法などはこちらで紹介しています。
編集部まとめ
タンパク質・脂質ともにAAFCOの定める栄養基準を満たしていますが、穀物が多く使用されているので積極的におすすめできるフードではありません。
穀物は消化しづらいのでアレルギーを起こしやすいうえ、犬にとって必要のない栄養です。特に「穀物グルテン」はアレルギー性が高いので注意が必要です。
グレインフリーのおすすめドッグフードはこちらの記事からご確認いただけます。
主原料(使われている割合が最も多い原材料)には動物性タンパク質を含む「子羊肉」が使用されていますが、穀物をすべて合算すると主原料よりも高い割合になってしまう可能性が考えられます。
また「深海魚」という記載は、どの魚のどの部位が使用されているか判断できないので、不安が残ります。「塩」に関しても、肉類などから摂取できる量で充分なため、単体で添加することはあまり望ましくありません。
こちらのページでは、当サイトおすすめのドッグフードを紹介していますよ。
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